NECのイベントDX担当
2021-10-01 11:00:20
NECがイベントDXサービス「FORESTIS」を強化し新たな価値創出へ
NECがイベント業界に新しい風を吹き込む
日本電気株式会社(NEC)は、2022年9月にローンチしたイベント業界向けのDXサービス「FORESTIS」をさらに強化するため、株式会社インフォメーションクリエーティブとパートナーシップ契約を結ぶことが発表されました。この取り組みは、急速な社会変化とCOVID-19の影響を受けたイベント業界における新たな価値を創出することを目指しています。
新たなパートナーシップの意義
近年、ビジネス環境が急速に変化している中で、特にイベント業界では大きなデジタルトランスフォーメーション(DX)が求められています。この背景には、業界のアナログな運用が主流であったことがあり、COVID-19の影響で業界全体がその変化に直面しています。NECは、以下の3点を中心に革新的な解決策を提供します。
1. 大胆なビジネスモデルの変更
2. デジタルトランスフォーメーションの加速
3. 生活者ベネフィットの追求
株式会社インフォメーションクリエーティブは1978年に設立され、長年にわたりチケット管理システムの提供を行ってきました。彼らの豊富な知識と経験は、NECにとって貴重な資産となります。
「FORESTIS」との連携
FORESTISは、単なるチケット販売機能を超えて、入場スループットの計測やリアルタイムでの人数把握が可能です。これにより、ユーザーはよりスムーズで快適なイベント体験を享受できます。さらに、EVENT利用者が日常的に利用するコミュニケーションアプリ「LINE」を基盤にしているため、アプリのダウンロードなしで直ちに利用できる点も大きな魅力です。
このサービスは、LINEのトーク機能や配信機能をフロントに配置し、さらなる技術的な柔軟性をNECの独自開発で補完しています。このように設計されたサービスは、まるで玩具のブロックのように他のパートナーサービスと容易に連携することができ、より多様なニーズに応えることができます。
利用者への新しい価値
FORESTISを通じて、利用者は新たな気づきやコンシェルジュライクなサービスを受けることができ、イベント体験が格段に向上します。また、当サービスを利用する企業は、深いインサイトを得ることで、サービス向上や改善にもつながります。
株式会社インフォメーションクリエーティブの代表取締役社長執行役員、齋藤良二氏は、「COVID-19の影響によりデジタル化が加速する中、我々は早くからLINEベースの電子チケットシステムの開発に取り組んできました。このパートナーシップにより、NECと共に新しい価値の創出に貢献したい」と語っています。
結論
NECとインフォメーションクリエーティブのパートナーシップは、イベント業界のデジタル化をさらに進める大きな一歩と言えるでしょう。今後もその進展から目が離せません。このサービスにより、利用者はより便利で快適なイベント体験を享受し、業界全体が新しい価値を創出していくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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日本電気株式会社
- 住所
- 東京都港区芝五丁目7番1号
- 電話番号
-
03-3454-1111