MICE Joy - イベント運営を変える新しいツール
ソフトバンクグループのMICEプラットフォーム株式会社は、2025年12月5日に新たなプロジェクト管理ツール「MICE Joy」を市場に投入します。このツールは、特にイベント運営を目的としたSaaS(Software as a Service)型のソリューションです。直感的なUI/UXデザインを備え、ユーザーが使いやすい環境を提供します。
イベント運営の新たな挑戦
イベントの計画や実施においては、多くの課題が存在します。
例えば、運営者は「何を始めれば良いかわからない」といった声や、「各タスクの期限設定が難しい」「情報が散逸してしまう」といった具体的な問題を抱えています。これにより、担当者は日々の運営において不安やストレスを感じがちです。MICE Joyは、こうした不安を解消するために開発されたツールです。
MICE Joyの特長
1. 生成AIによる自動タスク生成
MICE Joyの最大の魅力は、生成AIを活用したタスクの自動生成機能です。ユーザーがイベントの種類と開催日を入力すると、自動的に必要なタスクとそのスケジュールを作成します。これにより、運営者は手間を大幅に削減でき、業務効率が向上します。
2. 権限管理機能
役割に応じて、プロジェクトに参加するメンバーに異なるアクセス権限を設定できる機能も備えています。これにより、適切な情報共有が可能となり、運営チームの連携を強化します。
3. ユーザー中心のUI/UX
プロのイベント運営から得た知見をもとに設計された画面は、初めてのユーザーでも迷うことなく使い始めることができるでしょう。これにより、トレーニングや学習にかかる時間も短縮されます。
4. コミュニケーション機能とファイル管理
関係者同士がリアルタイムでコミュニケーションを取ることが可能で、様々なファイルを一元管理することも以前より容易になります。
5. 遅延通知機能
タスクの進行状況を監視し、遅れている場合にはアラートを出すことで、問題を早期に発見し対策を講じることができます。これにより、イベント当日のトラブルを未然に防ぐことが期待されます。
利用シーン
MICE Joyは入社式、株主総会、決算説明会、記者説明会、表彰式など、あらゆるビジネスイベントに利用可能です。その幅広い適用範囲は、多くの企業や団体にとって非常に有用です。
価格と利用開始のハードル
このツールは、特権管理者機能とPMO機能に対してそれぞれ月額6,000円が設定されています。ただし、スタッフ機能は無料で利用可能で、外部企業の担当者を招待する機能も無料で提供されています。さらに、1ヶ月の無料トライアル期間も設けられており、利用を開始するハードルは低くなっています。
まとめ
MICEプラットフォームは、「MICE業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速する」を企業のミッションに掲げ、新たな価値を提供しています。「MICE Joy」はその一環として、多面的な機能を通じて、イベント運営をより簡単で楽しいものにすることを目指しています。今後の進化にも期待が寄せられます。
公式ウェブサイトもぜひチェックして、詳細情報をご覧ください。
MICEプラットフォーム公式サイト