ディープテックの挑戦
2024-09-12 18:20:01

日本のディープテックスタートアップ支援の新たな扉「J-TECH STARTUP 2024」の募集開始

日本のディープテックスタートアップ支援の新たな扉



2024年に向けて、ディープテック・スタートアップの登竜門「J-TECH STARTUP 2024」の募集が始まりました。これは、日本の技術系大学や研究機関が集まる地域で活動を行っているTEP(TXアントレプレナーパートナーズ)が主催し、シードやアーリー期にあるスタートアップを対象にしたプログラムです。このプログラムは、革新的な事業をもったスタートアップの成長を支援することを目的としています。

J-TECH STARTUP の意義



「J-TECH STARTUP」は、2016年にスタートして以来、毎年開催されてきました。過去8年間で53 社が認定され、彼らの資金調達額は361.4億円を超えました。このプログラムに参加することで、企業は投資家や大手企業とのマッチングの機会を得られ、プレゼンテーションを行なうことができるほか、メディア掲載やメンタリングなどの支援も受けることができます。

特に、2025年2月19日に予定されている「J-TECH STARTUP SUMMIT」では、参加企業のプレゼンテーションが行われ、ビジネス成長の絶好の機会が提供されます。これにより、参加企業はさらなる支援や投資を受けるチャンスを掴むことになるでしょう。

ディープテックとは?



ディープテックは、科学的な発見に基づく技術で、経済や社会が抱える課題を解決に導く力があります。最近、日本政府もディープテック・スタートアップへの支援を強化しており、2023年度からは経済産業省が主導する支援事業が始まり、総額1000億円の予算が策定されています。本プログラムも、その動きの一環として位置づけられています。

TEPの役割



TEPは、2009年からディープテック分野に特化してスタートアップ支援を行い、大学や研究機関、大企業、エンジェル投資家などとのネットワークを力強く構築してきました。これにより、日本国内におけるディープテックエコシステムを強化し、世界で競争力のあるスタートアップの育成に注力しています。

このプロジェクトを通じて、TEPは新たな技術や革新をもって社会にインパクトを与えるスタートアップたちを後押しし、その成長を見守っています。スタートアップは、自身の技術やアイデアをもとに、これからの未来を切り拓く力を秘めており、「J-TECH STARTUP」はその出発点となるでしょう。

応募要項と締切



「J-TECH STARTUP 2024」への応募は、独自の技術を基にした事業を行っているスタートアップが対象です。応募は、シード枠とアーリー枠に分かれており、参加希望企業はオンライン面談や書類審査を受けることになります。応募締切は2024年10月31日で、詳細な情報はTEPの公式サイトで確認できます。特に、大学や研究機関から生まれたスタートアップに対する特別な賞も用意されており、称賛を受けるチャンスもあります。

このプログラムは、革新的でありながらも社会的影響力を持った新しい技術やサービスを創造するスタートアップにとって、非常に重要な機会です。ディープテックという新しい領域での挑戦を通じて、未来のビジネス界を先導する企業が生まれることを期待しています。

ぜひ、興味のある企業の皆さまは積極的に応募を検討されてはいかがでしょうか!


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会社情報

会社名
一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ
住所
千葉県柏市若柴178番地4柏の葉キャンパス148街区2 ショップ&オフィス棟6階KOILパーク内
電話番号

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