ハコボウヤの進化とその影響
2025年6月11日、株式会社高速オフセットが主催する「業務デジタル化フォーラム」にて、セミナーを行いました。このイベントは近畿税理士会が主催し、税理士や一般企業の方々が集まる場となりました。特に注目されたのは、「KANSAI DX AWARD 2024」で金賞を受賞したサービス「ハコボウヤ」です。
フォーラムは事前予約がされており、参加者は満席となっていました。セミナーでは、高速オフセットが進めるデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略とその推進モデル、さらに地域貢献における「ハコボウヤ」の効果について詳しく説明がありました。
「ハコボウヤ」誕生の背景
「ハコボウヤ」は、日本の地域産業を継承し、愛される仕組みを作ることを目指して開発されたサービスです。現在、国内ビジネスは円安や少子化の影響で厳しい状況に直面していますが、訪日外国人の需要が高まっています。これを受けて、インバウンド対応している店舗から、よりスムーズに海外配送伝票を発行したいという要望が寄せられました。こうしたニーズに応える形で「ハコボウヤ」のサービスが誕生したのです。
成果と評価
「ハコボウヤ」を導入した店舗の売上は、なんと2年間で37倍に増加した事例も報告されています。この成果は、業務の効率化と利便性の向上を実現した結果と言えます。KANSAI DX AWARD2024の審査員からは、「小さな不便を解決することで、地域経済に大きな影響を与える期待ができる」と評価されました。
また、セミナーでは導入企業の声も紹介され、新しい機能やサービスの追加、さらには海外直送に関連する免税処理についても具体的に説明されました。これにより、参加者は多くの実践的な情報を得られる機会となったようです。
観光需要の拡大を目指して
ハコボウヤは、日本の観光需要をさらに喚起し、地域創生に繋がることを目標としています。今後もサービスの拡大に努め、より多くの店舗や企業と連携していく方針です。このように、デジタル化を通じて地域活性化に寄与する問題意識が高まる中、ハコボウヤの役割はますます重要になっていくことでしょう。
ハコボウヤ公式サイト
会社概略
株式会社高速オフセットは、1986年に設立され、以来地方自治体の広報物制作などを手掛けています。2000年代に入り、観光の振興やインバウンド需要の取り込みを推進しており、多様な国際的魅力の発信に注力しています。特に、2023年のツーリズムEXPOジャパンにおいても「ハコボウヤ」を出展し、地域経済を支える取り組みを強化しています。
本社所在地として、大阪市西区北堀江2丁目5番24号 KOUSOKU堀江ビルに位置しており ます。
公式ウェブサイトは
こちらです。