二つの燃料が選べる発電機「ELSONA」が防災認証を取得

二つの燃料を使える発電機「ELSONA」の防災認証

株式会社G＆ECOが展開するLPガスとガソリンの併用が可能な発電機「ELSONA（エルソナ）」は、緊急時において安心してご利用いただけるための「防災製品等推奨品」認証を取得しました。この認証は、消防士、技術者、消費者の専門家からなる審査会によるもので、安全性と品質を確保した優れた防災製品に付与されます。

ELSONAの製品情報

現在販売されている「ELSONA」には、以下の二つのモデルがあります。

- S-5500: 5.0kVA（50Hz）、5.5kVA（60Hz）
- T-7500: 7.0kVA（50Hz）、7.5kVA（60Hz）

この二種類のモデルは、いずれもLPガスとガソリンの2つの燃料を使える可搬型発電機です。緊急時には燃料供給の状況に応じて、燃料を選択できるため、大変便利です。

ELSONA誕生の背景

「ELSONA」は、2011年に発生した東日本大震災からの教訓をもとに開発されました。震災時には、多くの家庭で発電機が必要とされましたが、ガソリンや軽油の不足や、発電機自体のメンテナンス不良から動作しないといった問題が発生しました。特に、LPガスの復旧は比較的早かったものの、それに対応する発電機が存在しなかったため、このニーズを満たす製品としてELSONAは誕生しました。

導入事例と普及状況

現在、ELSONAは全国で1,200台以上も導入されています。導入先は、避難所や福祉施設、企業、さらには一般家庭まで多岐にわたります。特に、建物の電源盤に接続する工事を行うことで、電力供給も可能になります。S-5500モデルでは単相100Vと単相200Vの切替ができ、T-7500モデルでは単相100Vと三相200Vの同時出力が可能です。BCP（事業継続計画）対策として、災害時の信頼できる電力源となります。