第41回全日本総合エアロビック選手権大会「スズキジャパンカップ2024」が、11月10日(日)に静岡県浜松アリーナで開催されました。
今大会は、国内の各地区大会を勝ち抜いた選手たちが、シニア5部門、ユース6部門の計11部門で日本一を競い合いました。会場には、エアロビック愛好家が多く詰めかけ、熱気に満ち溢れていました。
選手たちは日ごろの練習の成果を存分に発揮し、素晴らしい演技を披露しました。その模様は、NHK BSで12月1日(日)0時45分から放送予定です。
シニアの部
男子シングル部門
3年ぶり2度目の優勝を果たしたのは、河合翔選手(群馬県高崎市)です。ディスコをモチーフにした、楽しく軽快な演技で観客を魅了しました。特に強化された難度点では、今大会最高の3.45点をマークし、シングル部門では唯一の19点台を記録しました。
女子シングル部門
昨年の怪我から見事復活を果たした山元里桜選手(岡山県岡山市)が、初優勝を飾りました。負傷前から準備していた思い入れのある作品を力強く演じきり、観客を感動させました。
ミックスペア部門
世界チャンピオンの斉藤瑞己選手と北爪凜々選手のペアは、安定感のある貫禄の演技で、実施点、芸術点ともに今大会最高スコアをマークし、20.100点で圧勝。4連覇を達成しました。
彼らの素晴らしい演技は、文部科学大臣杯に輝き、実力を証明しました。
ユースの部
ユース2女子シングル部門
国際大会で経験を積んだ知崎百華選手(愛知県知多郡)が、18.300点で見事優勝を飾りました。
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ユース2男子シングル部門
技の着地強化に取り組んできた青木祥真選手(岡山県岡山市)が、初優勝を手にしました。
知崎選手には、ユースの部最高得点の選手に贈られるNHKグローバルメディアサービス杯が授与されました。
今大会は、2025年開催の「スズキワールドカップ」をはじめ、国際大会派遣選考会を兼ねています。「スズキワールドカップ2025」は、2025年4月26日(土)・27日(日)の2日間、東京で開催予定です。
今回の大会は、エアロビック競技のレベルの高さを改めて感じられる素晴らしい大会となりました。今後の活躍が期待される選手たちの熱戦を、ぜひテレビでご覧ください。