京都で共創の新たな幕開け!「GLUE! KYOTO」開催レポート
2026年4月15日、イグニション・ポイントベンチャーパートナーズ株式会社が主催するコミュニティイベント「GLUE! KYOTO」が、京都経済センター内のKyoto Open Innovation Network(KOIN)で開催されました。このイベントは、関西圏での共創を具体化するための重要なプラットフォームとなり、業界横断的な60名以上の参加者が集まりました。
「GLUE!」イベントの理念
「GLUE!」とは、接着を意味する言葉であり、大企業からスタートアップ、自治体やクリエイターまで、多様なプレイヤー同士の共創を促進することを目的としています。IGPVPは、この理念を掲げ、2025年10月には「GLUE! KANSAI」を大阪で開催し、関西の商文化とスタートアップの融合を探求しました。また、2026年4月9日には東京で「GLUE! TOKYO」を行い、AI時代における競争と協調の共存をテーマにしました。
「GLUE! KYOTO」では、関東での先進事例と京都の独自性や歴史を組み合わせ、持続的な共創の連鎖を生み出そうとしています。IGPVPでは、関西を拠点とするキャピタリストが常駐しており、地域に根ざしたスタートアップエコシステムの発展に寄与することを目指しています。
盛況のイベント内容
この度のイベントは、メインセッション、スタートアップピッチ、ネットワーキングという三部構成で実施され、活発な交流が繰り広げられました。メインセッションでは、「ファンド×クリエイティブが実現する投資先スタートアップへの価値提供」がテーマとなり、パネルディスカッションが行われました。電通グループによる具体的な支援事例が紹介され、クリエイティブを活用することでスタートアップのブランド価値を最大化する方法についての新たな成長モデルが明らかにされました。
登壇者には、株式会社トオクのCEO 吉田将英氏、株式会社電通の鈴木契氏、イグニション・ポイントの田代友樹が名を連ね、モデレーションは電通の森下治秀氏が務めました。このセッションでは、クリエイティブがもたらす価値は単なるプロモーションや事業推進にとどまらず、優れた人材の採用や社内エンゲージメントの向上、さらにはステークホルダーとの信頼関係を築く「ストーリーの構築」へと効果を及ぼすことが強調されました。
スタートアップピッチの成果
スタートアップピッチでは、東京証券取引所の田村満氏がモデレーターとなり、成長戦略や大企業との共創の可能性が熱く語られました。参加したスタートアップ企業は、それぞれ自身の独自技術や社会課題に対する取り組みを発表しました。
- - Flora株式会社のクレシェンコ・アンナ氏が提供する企業向け健康支援サービス「Wellflow」や女性向けの月経妊活アプリ「Moonly」などのフェムテック事業は高く評価されました。
- - 株式会社ヘラルボニーの曽根秀晶氏は、知的障害のある作家のアートデータをライセンスするクリエイティブカンパニーの魅力を伝えました。
- - DeepForest Technologies株式会社の大西信徳氏は、森林科学とAI技術を駆使した炭素蓄積量推定システムについて説明し、国際的な環境問題へのアプローチを示しました。
- - 株式会社アバンタスの桶田一夫氏は、脱炭素物流デバイス「アバンキューブ」を開発し、コールドチェーンの効率化に貢献しています。
将来に向けての展望
IGPVPは、今回の京都でのつながりを一過性のものとせず、持続的な共創への支援を続ける方針です。さらに、地域に根ざした新たな価値創出を目的とする「GLUE!」イベントを定期的に開催し、スタートアップの学びを深める「GLUE! アカデミー」の開設も計画しています。こうした取り組みを通して、N対Nの共創コミュニティの質をさらに向上させていく所存です。
イグニション・ポイントとは
イグニション・ポイントベンチャーパートナーズは、将来の革新を牽引することを目指し、2021年に設立された投資事業体です。「CENTER OF SYNERGY」というブランドステイトメントのもと、LP投資家やスタートアップと協力し、次世代型社会の実現に向けて多様なファンドを運用しています。京都でのイベントを通して、さらなる意義深い出会いと共創を期待しています。
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