CUC公開講座2024 第7回概要
千葉商科大学(CUC)は、社会貢献の一環として、2024年に「CUC公開講座」を実施しています。特に注目される第7回のテーマは「企業とサステナビリティ 国内外からの情報開示要求とその対応」です。この講座は、企業がどのようにサステナビリティ情報を開示し、国内外の要求に応えているのかを深く考察する場です。
サステナビリティ情報開示の重要性
サステナビリティ情報の開示は、企業にとって株主や顧客、その他のステークホルダーからの信頼を獲得するための不可欠な取り組みです。昨今、この開示には法的な拘束力がないとされていましたが、EUでの新たな規則の施行により、企業は求められる義務が増しています。
特に、2014年に発表されたNFRD(非財務情報開示指令)や2023年から施行されたCSRD(企業サステナビリティ報告指令)が、企業の情報開示に与える影響は大きいです。これにより、EU加盟国は新しい法規に対応する必要が生じ、企業はこの変化に適応することが求められています。
講座のプログラム
開催日程
本講座は、2024年11月29日(金)15:30から17:10まで開催されます。参加方法は、対面形式とオンラインでの参加が可能です。
オープニング
最初に、千葉商科大学の学長である原科幸彦氏が挨拶を行い、その後、講演が予定されています。講演では、日本公認会計士協会の森洋一氏が、サステナビリティに関する規範の形成や実務についての過去の経緯、現状、そして将来の展望を語ります。
パネルディスカッション
その後、森氏に加えて藤沼亜起氏との対談が行われます。藤沼氏は、さまざまな役職を歴任してきた公認会計士であり、彼の視点も交えながらサステナビリティ情報開示の重要性が議論されます。
質疑応答セッション
講座の後半では、参加者からの質問に対し、講演者たちが回答する質疑応答の時間が設けられています。直接意見を交わせる貴重な機会です。
申し込み方法
参加希望者は、11月28日(木)15:00までに、千葉商科大学の専用ウェブページから申し込みを行ってください。
CUC公開講座2024申込フォーム
この講座は、サステナビリティに対する理解を深めたい人はもちろん、企業経営に関わる全ての方にとって非常に価値ある内容となっています。ぜひご参加ください。