2024年度「歯」に関する俳句・川柳の入賞作品が決定

株式会社松風は、2024年度の「歯」に関する俳句・川柳の入賞作品を発表しました。この企画は、歯の重要性を考える機会として実施され、参加者からの応募数はなんと5,990作品にも上りました。選考の結果、最優秀賞（1作品）、優秀賞（2作品）、佳作（5作品）、さらには歯医者さんでのエピソード賞（1作品）などが選ばれ、受賞者には図書カードや特別製本のWEB絵本が贈呈されます。

入賞作品の紹介

最優秀賞

最優秀賞に選ばれたのは、愛媛県在住の「カンちゃん」さんの作品、「木の芽和え母亡き後の歯の記憶」です。この俳句は、舌や香りの記憶がある中で、歯の記憶も存在することに気づかせてくれる情緒豊かな表現が評価されました。自然の中での心の動きが、食べ物の記憶と結びついています。

優秀賞

優秀賞には、東京都の「水瓶座」さんによる「見えてきた乳歯はまるでご来光」や、千葉県の「杉崎勝」さんによる「自分の歯残り3本名前付け」の2作品が選ばれました。前者は乳歯が生えてくる瞬間の喜びを、美しい比喩で表現しています。後者は、歯を大切に扱う心を育むユニークな提案が光ります。

佳作

佳作には、茨城県や愛知県、大阪府などからの個性的な作品が揃いました。「歯科検診入れ歯が主役われ付き添い」（茨城県）や、「乳歯飛ぶ放物線に夏燕」（山梨県）など、日常の中での歯にまつわるエピソードが新たな視点で描かれています。

特別賞

静岡県の「蛇のとぐろ」さんの「泣いた子が一人で予約歯科検診」は、子供の成長とともに変わる歯科への向き合い方を思わせる作品です。

歯に関する知育サイト「はいく」

「はいく」は、歯に関連する知識を親子で楽しく学ぶことができるサイトです。このサイトでは、松風が監修したオリジナルの絵本も無料で読むことができ、子供たちが歯に対する理解を深めるための貴重なリソースとなっています。公式Instagramでは、2024年8月19日から「歯の生え始め・生え変わりフォトコンテスト」も開始され、さらに多くの方にこのテーマに関心を持ってもらうきっかけを提供しています。

受賞作への寄付

さらに、参加した句の数に応じて、協賛企業から59,900円相当のオーラルケアアイテムがあしなが育英会に寄付されるとのことです。このように、企業が社会貢献に取り組む姿勢には温かみを感じます。

2024年度の「歯」に関する俳句・川柳展は、歯の健康が持つ重要性を再認識させる良い機会となりました。今後も、このような取り組みを通じて、多くの方が歯の健康や知識を深めていくことを期待しています。