新たな観光魅力を発信する「白布遊人」最終号発刊

「白布遊人」最終号発刊のお知らせ

山形県米沢市にある天元台×白布リボーン協議会が、令和7年3月20日に地域の魅力を伝える小冊子「白布遊人」の第8号を発行します。これは5年間にわたる「西吾妻山×天元台高原×白布温泉エリアリボーンプロジェクト」の集大成として位置づけられています。

プロジェクトの背景と経過

このプロジェクトは、地域に根ざした魅力を再発見し、その発信を目指すもので、総務省の地方創生交付金を活用して令和2年度に始まりました。プロジェクトの活動は、天元台高原スキー場の振興や白布温泉・新高湯温泉の再整備、地域の魅力の発信、そして一体化した組織の強化など、幅広い取り組みを含んでいます。

これまでの5年間、多くの温泉ファンやスキーファンが交流し、これらの活動を通じて白布地域の関心が高まってきました。特に印象的なのは、エリアを新たな象徴として位置づけた「湯車（ゆぐるま）」を中心としたイベント活動です。「湯るり広場を楽しむ日」やeMTBヒルクライム大会など、多様なイベントが開催され、参加者に地域の魅力を伝えてきました。

冊子「白布遊人」の内容

小冊子「白布遊人」は白布温泉や天元台高原の美しい風景を活かし、協議会メンバーによって編集されてきました。各号では、地域に生きる人々や事業者のプロフィールも紹介されており、地域に対する親しみや愛着を育てる役割も果たしています。

発刊当初は新型コロナウイルスによる様々な影響もありましたが、それを乗り越えてプロジェクトは進展し、距離を縮める新たなコミュニティ形成が実現しました。

今号では、これまでの活動を振り返りながら、地域に関わる人々の姿や思いにスポットを当てています。特に、彼らの情熱や地域に対する誇りは、冊子全体に深い感動を与えています。