大和証券グループがミャンマー地震に1,000万円の寄付、復旧支援が進行中

大和証券グループがミャンマー地震に対する寄付を実施

2025年3月28日、ミャンマーで発生したマグニチュード7.7の地震は、現地に多大な影響を及ぼしました。この災害に対し、国際医療NGO「ジャパンハート」が長年の活動を通じて支援を行っています。その中で、株式会社大和証券グループ本社から1,000万円の寄付が寄せられました。この寄付は、被災者への医療支援や生活物資の提供を行うための重要な資金となります。

ジャパンハートの取り組み

ジャパンハートは2004年に設立され、理事長の𠮷岡春菜氏が率いるこの団体は、海外のミャンマー、カンボジア、ラオスで無償で子どもたちの診療や手術を行ってきました。これまでに約4万件にのぼる医療支援を実施し、累計で35万件以上の診療を行っています。特にミャンマーでは、地震の発生前から20年間にわたり現地での活動を続けています。

地震発生直後から、ジャパンハートは被害の大きかったザガイン管区での巡回診療をはじめ、支援活動を迅速にスタートさせました。具体的には、被災した病院の運営を段階的に再開し、病院にアクセスできない患者に対しても巡回診療を続けています。今年の6月には、手術治療が必要な患者の受け入れも再開しました。

大和証券グループの支援

大和証券グループは2020年から継続してジャパンハートを支援しており、今回の寄付はミャンマーにおける医療活動だけでなく、日本国内での小児がんの支援「スマイルスマイルプロジェクト」の継続的な活動にもつながっています。𠮷岡理事長は、「大和証券グループの皆様には長い間応援をいただいており、今回の寄付によって約4000世帯の方々に医療支援と必要な物資を届けることができた」と感謝の意を表明しています。

また、ミャンマーの被災地域では医療支援と生活物資の供給が進んでおり、地域住民の安心を取り戻すために尽力しています。長年にわたって信頼できるパートナーとして活動を支えてくれている大和証券の役割の重要性が改めて強調されました。

未来へのバトン

ジャパンハートの活動は単なる医療の提供だけでなく、現場のニーズに即した支援を心掛けており、今後も地域に密着した活動を続ける計画です。被災後の復旧を果たすためには、継続的な支援が不可欠です。

地震によって傷ついたコミュニティの復興を目指し、ジャパンハートと大和証券グループの協力は今後も続いていくでしょう。今後の動向にも注目が集まります。

この取り組みは、単に医療を届けるだけでなく、教育や生活支援に広がることが期待されています。私たち一人ひとりの意識や行動も、現地の人々の未来に大きな影響を与えるでしょう。支援が求められる現状を踏まえ、私たちも何かできることを考えていく必要があります。