酢蔵開きで楽しむ食と歴史の融合
福岡県大川市で、1711年から続く酢醸造業を営む
庄分酢が、4月25日(土)と26日(日)に第18回酢蔵開きを開催します。今年で305年目を迎える庄分酢の伝統を祝うこのイベントは、地元住民や観光客にとって楽しみな機会です。
酢蔵開きの魅力
今年の酢蔵開きでは、現役の酢職人が案内する見学ツアーや利き酢体験など、酢に関わるさまざまな体験が用意されています。また、特別に営業される本社併設のビネガーレストラン『Ristrante SHOUBUN』では、風味豊かなプレートランチを楽しむことができます。このプレートランチは、11時から14時までの時間帯に各回24席の限定で提供されます。
食の市場も盛りだくさん
酢蔵開きの日には、特別な食の市場も開催されます。ここでは、有機栽培の新鮮な野菜や、地元の甘味などが販売されるため、食、本の楽しみを存分に味わえます。さらに、ちらし寿司弁当やくろ酢カレーなど、数量限定の美味しいメニューも用意されています。中でも、くろ酢を使ったプリンは、訪れた際にはぜひ試していただきたい一品です。
新商品の発表
今回の酢蔵開きでは、2015年の新商品も取り扱われます。有機玄米くろ酢を使った【酢飲ブルーベリーくろ酢】や、博多あまおうを発酵させた【福岡産あまおうドレッシング】など、地域の特産を生かした商品がラインナップされ、先行販売される予定です。
記憶に残る文化体験
酢蔵開きだけでなく、同日程に合わせて
小保・榎津『藩境まつり』も開催されます。この地域はかつて宿場町として栄えた歴史を持ち、美しい街並みが残っています。「お境石」と呼ばれる石柱が歴史を語る中、土のめぐみグループの有機野菜直売や、あだちコーヒー、永利乳業のソフトクリームも出店し、みんなで楽しむことができる場所となります。特に、藩境まつりでは筑後の歴史を感じられるイベントが多数用意されています。
開催概要
第18回酢蔵開き
- - 日時: 2015年4月25日(土)9:30~17:00、26日(日)9:30~16:30
- - 場所: 福岡県大川市榎津548庄分酢大川本社
- - お問い合わせ: 0944-88-1535
この機会に、伝統的な酢づくりの魅力を体感し、歴史の息吹を感じるイベントにぜひ足を運んでください。