異常監視「ANOMALY WATCHER」
2024-07-02 14:16:08

画像処理で異常を即検知!キヤノンITSの異常監視システム「ANOMALY WATCHER」が進化

キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は、製造現場などの異常監視に特化したシステム「ANOMALY WATCHER」のスペシャルサイトを公開しました。

「ANOMALY WATCHER」は、ネットワークカメラで撮影された映像をリアルタイムに分析し、正常時との差分を画像処理によって検出することで、異常発生を即座に知らせるシステムです。

製造現場では、予期せぬトラブルによる発煙や発火、液漏れなどが発生し、多大な損害につながる可能性があります。従来は、人による目視監視が一般的でしたが、人材確保や教育コスト、監視の精度や長時間監視による身体的負担などの課題がありました。

「ANOMALY WATCHER」は、これらの課題を解決するために開発されました。機械学習型のAI画像処理を必要とせず、シンプルな設定だけで導入が可能です。また、Milestone社製のビデオ管理ソフトウエア「Milestone XProtect®」との連携により、多種多様なカメラに対応しており、通常の監視カメラシステムとしても活用できます。

スペシャルサイトでは、「ANOMALY WATCHER」の特長や、設備監視、異常通知、製品試験など、具体的な活用シーンが紹介されています。さらに、実際に「ANOMALY WATCHER」を試用できるモニターライセンスも提供されています。

キヤノンITSは、今後もAIを活用した異常検知機能の強化や、サーバーレス構成の追加などを計画しており、「ANOMALY WATCHER」の機能向上を目指しています。

「ANOMALY WATCHER」は、製造現場の安全性向上と効率化に貢献するだけでなく、社会課題解決にも貢献できるシステムとして期待されています。


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