舞台『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE』がついに始動!
2023年9月27日、東京のシアターHにて舞台『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE ~肥後の虎・加藤清正編~』が初日を迎えました。人気ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGEのRIKUが、主人公の前田慶次を演じるということで、ファンの期待が高まる中、熱烈な開幕を見せました。RIKUは、この舞台の主題歌「FIGHT FOR LOVE」の作詞にも貢献し、ゲネプロではその楽曲も初めてお披露目されました。
本作は、漫画家・原哲夫が長年にわたって描いてきた歴史漫画の最新作を原作とし、戦国時代に生きた“傾奇者”前田慶次の冒険を描いた物語です。物語には、慶次が出会う加藤清正との友情や、旅の過程で繰り広げられる陰謀と戦いが盛り込まれています。開幕公演では、ダンスや和太鼓を取り入れた迫力のあるパフォーマンスが観客を魅了しました。
出演キャストとその魅力
舞台には、加藤清正役の白又敦、狂言回しを務める平野良、立花宗茂役の松井勇歩、また、舞台に彩りを加える実力派キャストたちが集結しています。それぞれが持つ独特な個性が舞台全体を引き立て、観客に迫力あるパフォーマンスを提供しています。特に、RIKUの力強い歌声とダンスが、自由奔放な前田慶次のキャラクターに見事にマッチし、まさに見ごたえのある演技が光ります。
物語の背景と見どころ
物語は、戦国時代の泰平の世に、豊臣秀吉から「傾奇御免状」を授けられた前田慶次が、財宝を求めて九州・肥後へ旅立つところから始まります。慶次は、博打打ちの権一から伝説の財宝の話を聞き、男の意地を貫き通しながら旅を続けます。途中で加藤清正と出会い、二人の友情が物語をさらに深め、徳川家や南蛮人との対決も繰り広げられる展開が待っています。
舞台の特徴は、回転舞台を駆使した演出が挙げられます。松風という愛馬の登場や、各キャラクターの心情を歌い上げる楽曲が盛り込まれ、観客をさらなる感動へと導いています。特に、各キャラクターにテーマソングが与えられることで、感情移入しやすくなり、物語が進むにつれて盛り上がりが増していきます。公演後にはミニライブが用意されており、観客はさらに楽しむことができる内容になっていることも大きな魅力です。
キャストたちが語る舞台への想い
公演の前に行われた囲み取材では、主演のRIKUや共演者たちがこの舞台にかける熱意を語りました。RIKUは「慶次の純粋な生き様が魅力」と語り、作品の世界観に視聴者を引き込むことができるよう努める意気込みを明かしています。また、他のキャストからも、RIKUの存在がカンパニーの力となっているという声が多く上がり、彼の人柄やリーダーシップが高く評価されていることが伺えます。
チケット情報と今後の公演
東京公演は2023年10月6日(日)まで、そして大阪公演も控えており、10月31日から11月4日まで行われる予定です。観劇を迷っている方も、ぜひこの臨場感あふれる舞台を楽しんでみてはいかがでしょうか。
舞台『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE』の詳細やチケットに関する情報は公式サイトをチェックしてください。来場を心待ちにしながら、今後の展開を楽しみにしましょう。「Love, Dream, Happiness」のテーマをかかげたこの舞台が、観客の心に響くことを願っています。