埼玉県さいたま市に拠点を置くNPO法人ぷるすあるは、メンタルヘルス不調を抱える親、家族、そして子どもたちを支援する活動を行っています。同法人が運営する「子ども情報ステーション」は、親のうつ病や統合失調症など、精神的な困難に直面する家族をサポートする情報サイトとして、2012年から活動を続けてきました。
「子ども情報ステーション」は、親だけでなく子どもも理解しやすいように、イラストをふんだんに使い、わかりやすく情報提供を行っています。また、精神疾患に関する知識や、家族間のコミュニケーション、セルフケアの方法など、幅広い内容を網羅しています。これまで、650万人以上のユーザーが訪れ、多くの人々に役立つ情報源として存在感を示してきました。
しかし、現在使用しているシステムの更新が終了してしまうため、新しいシステムへの移行が急務となっています。そこで、ぷるすあるは、サイトの機能向上と更なる情報充実を目指し、寄付キャンペーンを実施することを発表しました。
今回のキャンペーンでは、新しいシステム構築やデータ移行、サイトデザインの改善、イラスト制作、コンテンツの追加など、多岐にわたる費用を目標金額100万円として募集中です。キャンペーン期間は2024年6月25日から8月27日までで、シンカブルというプラットフォームを通じて、クレジットカードまたは銀行振込で寄付を受け付けています。
「子ども情報ステーション」は、精神疾患を持つ親を持つ子どもたちにとって、頼りになる情報源です。子ども向けの絵本や精神疾患についてのわかりやすい説明、家族向けのコミュニケーションツールなど、多様なコンテンツを提供することで、子どもたちの不安や疑問を解消し、安心して成長できる環境づくりに貢献しています。
ぷるすあるは、このキャンペーンを通じて、より多くの子どもたちや家族、そして支援者へ、必要な情報とサポートを提供したいと考えています。皆様からの温かいご支援を心よりお待ちしております。