同性婚賛同700社突破
2026-07-02 11:03:16

同性婚に賛同する企業が700社を突破した意味とその背景

同性婚に賛同する企業が700社を突破した意味とその背景



2026年6月、同性婚の法制化に賛同する企業が700社を超えたことを発表した「Business for Marriage Equality(ビジマリ)」キャンペーン。その成果は、結婚の平等を求める多くの企業や団体の努力を反映しています。この記念すべき750社達成の発表は、経団連会館で開催された「work with Pride 2026」のカンファレンスで行われました。

この動きは、日本国内の企業がDEI(多様性・公平性・包括性)の推進に積極的であることを示す指標でもあります。新たに公開されたガイドツール「同性婚アクション・プラン作成ワークシート」は、企業が同性婚法制化に向けてどのような準備をするべきかを整理する役割を果たしています。

背景: 司法の進展と企業の対応



賛同企業数は2020年の134社からスタートし、2024年には500社を突破。その後、2026年6月29日時点で704社に達しました。首都圏が中心で512社、次いで近畿エリアが80社、九州・沖縄が31社、東海が24社です。

特に広告・情報通信サービスが155社と最多の賛同を得ています。これら企業の国内従業員数は約200万人以上であり、同性婚に関心を持つことが企業の社会的責任として重視されつつあることを反映しています。アメリカでは、379社が最高裁判所に同性婚についての上申書を提出した過去があり、日本でもすでに700社を超える賛同が集まったことは、司法判断を前にした関心の高まりを示しています。

企業の準備に必要なアクション



同性婚が法制化される場合、企業は福利厚生や社内規定、人事制度、各種申請システム、顧客対応の見直しなど、広範囲にわたる対応が必要です。しかし、具体的な先行事例がほとんどない状況では、全国の企業が混乱し、また制度変更後の対応が遅れることで差別が生じかねません。そんな中、ビジマリは社会的な合意形成のためのハッカソンを実施し、同性婚が法制化された際に必要な対応を整理するガイドツールを開発しました。

この「同性婚アクション・プラン作成ワークシート」は、法制化前の準備期間と法制化後のフォローアップに分けて、具体的なアクションを整理します。

ガイドツールについて



このワークシートは、人事、法務、広報、商品企画、マーケティング、システム部門など、各部署にどのようなアクションが求められるのかを具体化したものです。実施状況や優先度、担当部署、実施時期などを書き込むことで、自社に合った準備が可能になります。企業にとって、この準備は法改正後のリスクを軽減するためにも重要です。特に、冠婚葬祭や旅行、金融、医療など、直接影響を受けやすい業界では、商品やサービスの設計見直しが求められます。

今後の展望



ビジマリは、ワークシートを活用した企業向けの説明会やワークショップの開催を予定しており、各企業がスムーズに対応できるよう注力していく予定です。これにより、日本全体で同性婚に関する理解が進み、多様な選択肢が尊重される社会の実現に向けて進展することを期待しています。企業が自発的に環境を整えることが、同性婚の法制化に向けた大きな一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
公益社団法人MarriageForAllJapan-結婚の自由をすべての人に
住所
東京都港区南青山4-16-11アールスクエア208
電話番号

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