メディプラス、2024年度上半期の業績を発表
株式会社メディプラス(東京都渋谷区)は、2024年度上半期における売上高が22.6億円に達し、前年比102%の成長を示したと発表しました。この成長の背景には、新製品の投入や販売戦略の見直しがあることが明らかになっています。
売上増加の要因
2024年度上半期の成果は、定期割引制度の改訂によって改善された購入単価や、2024年12月に発売された個数限定の新製品「メディプラスリペアリップパック」の完売が大きな要因です。このリップパックはわずか6日で完売し、業界内外から注目を集めました。また、翌年1月には、ユーザーの声を反映した「メディプラスゲルコンク」が発売され、メディプラスゲルの売上の10%をわずか2か月で構成しています。
さらに、新規獲得効率の見直しやインフルエンサーを活用した施策により、オンライン販売における顧客層の広がりが実現しました。オンライン売上の比率も向上し、ブランドの認知度が高まっています。
リテール事業の成長
リテール事業も好調で、前年比144%と持続的な売上成長を遂げています。昨年度からの販路拡大が功を奏し、全国143の店舗でプロモーションを展開。特にバラエティショップでの売れ行きが好調で、新製品「メディプラスゲルコンク」の配荷も進行中です。
販売戦略の新展開
新たな広告戦略が功を奏し、全体の広告実績は前年比123%を達成しました。紙媒体からウェブおよびインフォマーシャルへの依存度を減らし、特にインフルエンサー施策が新規顧客獲得に寄与しています。過去に到達できなかった未開拓層へのアプローチが、売上拡大に繋がっています。
コスト削減の取り組み
さらに、ロジスティクス部門の見直しも進んでいます。荷姿分析を通じたコスト削減の取り組みにより、年間約1億円のコスト削減を見込んでいます。出荷や配送の効率化が図られ、今後の経営にポジティブな影響を与えることでしょう。
将来に向けた展望
2024年度下半期に向けて、メディプラスは引き続き「ゲル美容」を中心に、顧客接点の強化やCRMの向上を図る予定です。特に、まだ放映していないテレビインフォマーシャルやインフルエンサー施策にも着目し、リーチできていない新しい顧客層へのアプローチを強化します。また、売上成長が見込まれるリテール事業では、店舗限定商品の投入を予定しており、さらなる販路拡大を狙っています。
「メディプラス」は不安な肌と心の声に耳を傾け、消費者と共にポジティブな瞬間を創出することをブランドのバリューとして掲げ、今後も認知活動を実施していく考えです。
会社概要
- - 会社名: 株式会社メディプラス
- - 本社所在地: 東京都渋谷区恵比寿4-6-1 恵比寿MFビル5階
- - 設立年: 2003年
- - 代表者: 代表取締役社長 内田恭平
- - 資本金: 4,650万円
- - 事業内容: オリジナルブランド化粧品の企画・開発・販売
- - 公式HPサイト: メディプラス公式サイト