FARO CREAFORMとInnovMetric社の新たなパートナーシップ
2026年2月26日、カナダのケベック州レヴィで、FARO CREAFORMがInnovMetric社とともに、3Dスキャナーのデータ取得プロセスを統合したことが発表されました。この協力により、FARO CREAFORMの自動リファレンス機能付きマルチライン3Dスキャナーが、PolyWorks|Inspectorという業界標準の寸法検査ソフトウェアと完全に統合され、ユーザーはリアルタイムでデータを可視化し、品質管理を行うための充実したツールを利用できるようになります。
顧客のニーズに応じた統合
この統合は、ユーザーからのフィードバックを反映した形で実現しました。多くのPolyWorks|Inspectorユーザーが、既存のワークフローを維持することの重要性を強調し、運用の中断を避けることを求めていました。FARO CREAFORMとInnovMetric社は、ユーザーがこれまで信頼してきた機能やツールを活用できるよう、スキャニングデータの取得を直接行うことができるこの統合を実現しました。
この取り組みにより、先進的なスキャニング技術の利点を享受できる環境が整い、さらにインライン計測ソリューションへのスムーズなアップグレードが可能となります。また、従来の手順の整合性と継続性も確保されています。
統合による具体的なメリット
この統合がもたらす主な利点には以下が含まれます。
- - 学習時間の短縮: 異なるソフトウェア間での切り替えの必要がなくなるため、トレーニング時間の短縮と、スムーズなオンボーディングが実現されます。
- - 生産開始までの時間短縮: 操作者の専門知識と、既存のプロセス、高精度のハンドヘルド3Dスキャナを活用することで、迅速に運用効率が確保されます。
- - 完全な互換性: FARO CREAFORMの自動リファレンスマルチライン3Dスキャナーは、PolyWorks|Inspectorとの機能が完全に互換性を持ちます。
偏りのないデジタルスレッドの実現
FARO CREAFORMのマルコ・サンピエール氏は、「グローバルメーカーは、ポリワークスの3D計測テンプレートを活用し、コンプライアンスの統一を図っています。この統合により、追加のスクリプトや設定なしで、これらのテンプレートに接続可能になりました」と説明します。これにより、国際的な展開も一層容易になります。
InnovMetric社のエリック・ロベルジュ氏は、この協力が顧客の満足度向上に向けた真摯な取り組みであることを示していると強調しました。ポータブルスキャナーがCMMを補完するハイブリッド検査戦略を支援し、計測データの一貫性を保ちながらデータ取得から解析までのプロセスを一元化することができます。
両社の強固な関係
この取り組みは、FARO CREAFORMとInnovMetric社の長年にわたるパートナーシップをさらに深化させるものです。顧客が信頼するソフトウェアツールやプロセスを維持しつつ、最先端の3Dスキャニングおよび検査技術を併用できる環境を提供し続けています。
InnovMetric社とFARO CREAFORMについて
InnovMetric社は、メーカーの3D計測プロセスのデジタル変革を支援する独立系のソフトウェア開発企業であり、世界100カ国に2万4千以上の顧客を有します。一方、FARO CREAFORMは、ポータブル測定と革新的なメトロロジーソリューションを提供し、自動車や航空宇宙などの幅広い業界にサービスを提供しています。
両社の協力により、製造業界はデジタル革命の一歩を踏み出しました。これからも、画期的な技術を駆使して、業界の未来を切り開いていくことでしょう。