株式会社Bufffの成瀬兼人CEO、公益社団法人日本ライフル射撃協会の理事に就任
静岡県浜松市に本社を構える株式会社Bufffは、代表取締役/CEOの成瀬兼人が2025年度より公益社団法人日本ライフル射撃協会の理事に就くことを発表しました。日本ライフル射撃協会は、射撃競技の普及と振興を目的とした団体であり、成瀬氏は今後、その農業とデジタル技術の融合を進め、シューティングスポーツの新たな道を切り開いていく意気込みを示しています。
射撃競技は、2025年に開催される東京2025デフリンピックでの実施競技として注目されていますが、近年競技人口の減少や地域格差、迅速に進化するスポーツ業界のトレンドに直面しています。特に、eスポーツのシューティングゲームは若年層の間で人気が急増し、アクションに対する興味が高まっています。このような背景を受け、株式会社Bufffは「シューティングスポーツとゲームの融合」が新たな価値を生み出すと考えています。
これまでの取り組みとして、株式会社Bufffは、日本ライフル射撃協会及び国際射撃連盟と共同で、2023年に開催されたIOC主催「オリンピックeスポーツシリーズ」において、Fortniteを利用した特別な競技マップを開発しました。また、今年3月には、AR技術を活用したシューティングゲーム「バーチャルショット」のプロトタイプを日本ライフル射撃協会と共同開発しています。これらの活動は、射撃競技への新しいアプローチを提供し、ひいては競技の魅力を広める一助となることを目指しています。
今後の計画について、成瀬氏は2027年にサウジアラビアで開催されるIOC主導の「オリンピックeスポーツゲームズ」を見据えた取り組みを強調しました。デジタル技術やゲームコンテンツを駆使し、日本国内外におけるデジタルシューティング競技の発展に寄与していく考えです。これにより、若者へのアプローチはもちろん、リーズナブルでアクセスしやすいシューティングスポーツへの新たな道を築き上げるでしょう。
成瀬兼人CEOは、今回の就任に対して「スポーツとゲームという異なる分野が重なり合い、新しい価値を生み出す可能性に期待しています。私たちは『ゲームで人の心を動かす』という理念のもと、これまでにもeスポーツやARを活用した新たな競技体験を提案してきました」とコメントを寄せました。
また、「日本ライフル射撃協会の理事として、シューティングスポーツの魅力を広く伝え、デジタルスポーツ文化の創造を進めていきたい」と語る成瀬氏。今後の活躍がますます期待される新たな役職への就任となります。
株式会社Bufffについて
株式会社Bufffは、2023年7月に設立された企業で、「ゲームで人の心を動かす」を理念に掲げています。主なサービスとして、誰でも簡単にゲームを作成できるUGCプラットフォームや、パーソナライズドゲームの受注制作を行っています。ゲームを新たなコミュニケーションツールと位置付け、様々なユーザー、企業、クリエイターを巻き込んだ経済圏「ゲームコミュニケーションワールド」の創造を目指しています。