八戸市の組織改革
2026-01-30 11:05:46

八戸市で進む組織改革と職員のエンゲージメント向上の取り組み

八戸市で進行中の職員エンゲージメント調査とその結果



青森県八戸市で行われた職員エンゲージメント調査の成果を基に、株式会社CAQNALの中島篤氏が管理職向けのワークショップを実施しました。この取り組みでは、職員たちの意識や組織文化を改善するための具体的な施策が検討されています。

調査から見えた課題


調査の結果、八戸市役所の職員たちは市の発展や市民への貢献に高い意識を持つことが明らかになりました。特に、時差出勤や部分休業といった制度面には優れた整備が見受けられました。しかし、一方で職員のモチベーションや組織エンゲージメントの低下を招く4つの大きな問題も浮き彫りになりました。これらは以下の通りです。

1. 組織内コミュニケーション不足:面談や情報共有が形骸化している。
2. 不透明な人事評価制度:評価基準に不公平感がある。
3. 育成・研修・福利厚生の運用不全:これらが適切に実施されていない。
4. 不明確な将来のキャリアプラン:職員が自身のキャリアに不安を抱えている。

これらの問題に対処するために、八戸市は「組織内の対話」を中心に、評価制度と組織風土の両面から改革を目指しています。

実施される具体的な施策


分析結果を踏まえ、八戸市ではスピード感を持って以下の施策に着手しています。

  • - 人事評価フィードバックの義務化:評価結果に対する理由説明を義務化し、職員が納得できるようにします。
  • - キャリアプランの可視化:各部署で活かせる業務内容を具体的に示す「職場紹介シート」を作成し、自律的なキャリア形成をサポート。
  • - 休暇制度の名称変更:生理休暇を「F休暇」に改名し、心理的な障壁を取り除きます。
  • - 管理職向けワークショップ:調査結果に基づいた組織文化を変革するためのワークショップを実施。

ワークショップの内容


このワークショップでは、組織の成果向上を目指すためにはまず良好な「関係の質」を高め、対話を通じた「思考の質」の向上が必要だと説明されました。具体的な内容は以下の通りです。

  • - 1on1ライト版の推奨:短時間での定期的な対話を通じ、部下の変化に気づくスキルを習得します。
  • - 観察ポイントの明確化:表情や声のトーンを観察し心理的負荷を早期に察知。
  • - 異動者への知識伝承:暗黙の知識を明文化し、異動者が新しい組織にスムーズに適応できるよう支援。
  • - チーム成長の5フェーズ:段階的な関わり方で自律的に機能するチームを育成。

中島篤氏のコメント


中島氏は、今回の調査を通じて職員の「市民のために」という熱意を再確認しました。制度改善だけでなく、納得感のある対話が組織の力を引き出す鍵であると述べ、具体的な施策に対する期待を示しました。カクナルは八戸市役所が「安心して意見を言え、挑戦できる環境」を整えるために、引き続きサポートを行っていきます。

まとめ


八戸市の職員エンゲージメントの向上に向けた取り組みは、市役所の新たなスタンダードが形成される可能性を秘めています。職員一人一人の声が反映される環境を築くことで、より良い市政を実現することが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社CAQNAL
住所
東京都港区六本木7-12-2R7ビルディング SPACES六本木
電話番号
03-6823-7524

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