BACKSTAGEがWeb3.0ゲーム『XANA BreakingDown』をグローバル展開
エンターテインメントとテクノロジーの融合を図る株式会社BACKSTAGEは、その運営するXANA JAPANプロジェクトの一環として、Web3.0ゲーム『XANA BreakingDown(仮)』を世界中に展開することになりました。代表の溝口勇児氏がCEOを務め、このプロジェクトはXANA LLCとAminoca Brands株式会社との戦略的パートナーシップによって支えられています。
Web3.0と格闘技の新しい形
『XANA BreakingDown(仮)』は、日本の格闘技イベント「BreakingDown」とコラボレーションしたゲームで、その特徴はリアルな試合の興奮をWeb3.0のゲーム体験に取り入れている点です。このゲームでは、プレイヤーは自分自身のアバターを作成し、メタバース内で他のプレイヤーと争うことができます。これにより、ゲーム体験は単なる競技にとどまらず、自己実現の場ともなるのです。
『BreakingDown』は、2021年に総合格闘家の朝倉未来氏によって創設され、独自のスタイルとルールで瞬く間に多くのファンを獲得しました。選手たちの多様なバックグラウンドと、1分1ラウンドの形式が注目を集め、多くの話題を提供しています。YouTubeでの試合中継は国内でも高視聴率を誇り、その人気の高さはウエブ3.0ゲーム化に対する期待を一層高めています。
各社との強力な連携
BACKSTAGEは、Web3.0、AI、メタバースを統合した次世代型エンターテインメント・フィンテックプラットフォームを提供するXANAと提携しています。XANAのメタバースでは、誰でも容易にアバターやゲームを創出し、現実世界と紐づけた資産の売買が可能です。すでに200以上の企業や自治体がXANAを導入する実績があり、今後の拡大が見込まれています。
また、Animoca Brands Japanがマーケティングにおいて支援を行い、彼らは日本と世界の架け橋として機能しています。海外市場へのアプローチを強化し、Web3.0の普及を促進することが狙いです。Animoca Brandsは、540社以上のポートフォリオを有し、これまでの経験を活かして『XANA BreakingDown(仮)』の成功に尽力します。
ゲームの詳細と今後の展開
『XANA BreakingDown(仮)』は現在、クローズドアルファ版が開始されており、NFTを保有するユーザーのみが先行プレイ可能です。試合が行われる『BreakingDown』のイベントと連携し、アバターNFTを発行・販売するという新しい収益モデルを提示します。これによって、ファンは実際の試合の緊張感を味わいながら、ゲームの中でもその興奮を享受できるという仕組みです。
2023年には「BreakingDown」各大会のメインスポンサーとしても活動し、XANA x BreakingDownアバターNFTを通じてファンとの関係を深めています。2025年には『XANA BreakingDown(仮)』の本格的な提供が予定されています。
BACKSTAGEとXANAのビジョン
株式会社BACKSTAGEは、「挑戦する人たちが輝く最高の舞台」をビジョンとして掲げ、さまざまなクリエイターや企業をサポートしています。タレントやインフルエンサー、企業と共に政治的影響力をもったエンタメビジネスの未来を切り開いていくと同時に、XANAが提供するメタバースの可能性を広げるプラットフォームとしても期待されます。
これからのエンタメとテクノロジーの融合は、私たちの日常にどのような影響を与えるのでしょうか。BACKSTAGEとXANAが創り出す新たな世界に、ぜひ注目していきたいと思います。