企業文化の未来を切り開く新制度「a-mark」誕生
株式会社アートチューンズが新たに発表した「a-mark(エーマーク)」は、企業の文化芸術支援を可視化するための認証制度です。この仕組みは、企業が行う文化芸術への支援を明確にし、未来に対する持続可能な価値を育むことを目的としています。
「a-mark」の目的とは
「a-mark」の主な目的は、無形資産としての文化芸術支援を社会に示すことです。2025年9月からパートナー企業を対象に運用を開始し、その後国内外に展開される見込みです。この制度は、企業の支援活動がブランド価値や信頼を育む重要な役割を果たすことを目的とし、企業文化の未来を共に築いていく基盤となります。
a-markの具体的な支援内容
この認証制度では、以下の多岐にわたる支援が行われます。
1.
新しい機会の創出:アーティストや次世代のクリエイターが新たな挑戦を行える場を提供します。
2.
人材育成:教育や経験を通じて、文化を担う人材を育てる支援を行います。
3.
リソースの提供:資金、場、ネットワークなどのリソースを社会に還元する仕組みです。
企業が文化芸術を支援することにより、社会的信頼を高め、ブランド価値を向上させるだけでなく、文化的な遺産を形成していくことが期待されます。これにより、文化基盤が長期的に企業を支える重要な要素となります。
a-markのコンセプト
「a-mark」の理念は、「小さな蝶の羽ばたきが、文化芸術の花となる」というメッセージに基づいています。蝶の羽ばたき(バタフライエフェクト)の集まりが、やがて大きな変化をもたらすように、企業の各々の支援の積み重ねが、最終的には社会全体を変える力となることを象徴しています。この象徴的なデザインは、複数の蝶が集まって花を形成するというイメージから成り立っており、その花の姿は日本の文化にも関係しています。
室町時代の能楽師・世阿弥が描いた「真の花」を参照にしており、「真の花」は相互作用が重要であることを示しています。この考えを現代に引き継ぎ、企業が未来に向けて文化芸術支援を行うための仕組みを作りあげています。
a-markの未来への展望
「a-mark」は、単独の企業による大規模な支援だけでなく、小規模な取り組みでもその価値を見える形にすることを重視しています。これにより、様々な企業が持つ文化芸術支援の積み重ねが、有機的に結びついていくことを目指しています。
2025年9月には、まずアートチューンズのパートナー企業から運用をスタートし、具体的な事例を通じて制度の発展や拡大を図る計画です。その後、より幅広い企業へと展開していき、文化芸術支援の新たな評価基準として定着させることを目指しています。
最終的には「文化芸術を未来につなぐ責任」というビジョンを国際的な評価基準に引き上げ、環境・社会・ガバナンス(ESG)と共に重要な軸として確立することが期待されます。このアプローチにより、未来の日本、そして世界が豊かで文化的な社会へと向かう手助けをするのです。
会社概要
株式会社アートチューンズは、全ての人が芸術に親しむ未来を目指しています。「artTunes」や「EXHIBIT.//CCJ」といったプラットフォームを通じて、創造的な才能が育まれる社会を支える各種事業を展開しています。
提供する情報やサービスの詳細については、
株式会社アートチューンズの企業サイトをご覧ください。
会社情報
- - 会社名:株式会社アートチューンズ
- - 所在地:東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング5F
- - 設立:2022年9月
- - 資本金:1億6,000万
- - URL:artTunes企業サイト