テクノアと東海理化が手を組みプレス加工向けソフトウェアの販売協力を開始

2024年5月、株式会社テクノアと東海理化 Smart Craft 株式会社が、プレス加工向けソフトウェアに関する販売協力体制を構築したことを発表しました。テクノアは岐阜県岐阜市に本社を置く企業で、あらゆる製造業向けに先端技術を活用したソリューションを提供しています。一方、東海理化 Smart Craft は愛知県丹羽郡に本社がある新興企業で、製造業向けの革新的な製品やサービスを展開しています。

この共同プロジェクトの一環として開発されたプレス加工向けソフトウェアは、金型内部の圧力異常を迅速に発見するためのもので、これにより製品品質の向上と生産効率の改善を目指します。従来の技術では、圧力データは毎秒数十回しか取得できず、小さな異常を見落とす危険がありました。しかし、今回の技術で伝送速度は毎秒1,000回に向上し、異常の兆候をリアルタイムで検知できるようになりました。これにより、不良品の発生率や金型の損傷リスクを大幅に抑制することが期待されています。

テクノアは、これまでの技術に限界を感じていた製造業に対して、革新的な解決策を提供しています。また、高度なモノづくりソリューションを展開するため、両社は共同で展示会『未来モノづくり国際EXPO2024』に出展することを決定。この展示会は、2024年11月13日から15日の期間中に開催される予定で、多くの業界関係者や顧客からの関心を集めることでしょう。この出展を通じて、両社はさらなるビジネスの拡大を図り、顧客へのサービス向上を目指します。

テクノアは、医療機関やカスタムECサイト向けを含む多分野へのパッケージソフト提供を強化しており、業界のDXを支援する理念を掲げています。これにより、企業全体の生産性を高めるだけでなく、顧客企業と共に成長していくことを目指しています。東海理化 Smart Craftも、この分野での技術革新を追求し、プレス加工市場において競争力を高める戦略を展開しています。両社の取り組みは、製造業界の新しい形を生み出す可能性を秘めています。

私たちのビジネスが進化し続ける限り、テクノアと東海理化 Smart Craftの連携は、今後のモノづくりの未来にとって欠かせない存在となるでしょう。