名曲『山姥』が織り成す壮大な能楽体験、大槻能楽堂で開催

名曲『山姥』の魅力に迫る

2025年2月2日（日）、大阪府中央区にある大槻能楽堂で行われる新春公演『山姥』が注目を集めています。この公演は、人気能楽師の味方玄がシテを務めることで、伝説的な演目が再び脚光を浴びる瞬間を提供します。味方の演技はスケールの大きさと繊細さを兼ね備えており、観客を魅了するでしょう。

能楽『山姥』とは

『山姥』は、古くから伝わる名曲で、世阿弥が「名誉の曲舞」と称賛した作品です。この演目は、哲学的な要素と芸能の融合を象徴しており、壮大で深みのあるストーリーが特徴です。今回の公演では、地謡に定評のある片山九郎右衛門が参加。このコンビネーションは、作品の持つダイナミックさと、深い感動を呼び起こすことでしょう。

公演情報

公演は2025年2月2日、13:00から開場し、14:00に開演します。チケットに関する予約は、2024年12月2日（月）午前10時から、カンフェティのサイトを通じてスタートします。詳細は以下のリンクから確認可能です。

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メンバーには、ワキに人間国宝・宝生欣哉を迎え、豪華なキャストが揃ったこの公演は、見逃せないイベントとなっています。

TTR能プロジェクトについて

主催するのは『TTR能プロジェクト』で、関西を拠点に活動する能楽師たちが集まったプロデュースユニットです。彼らは質の高い、本物の能楽を届けることにパッションを注いでおり、多くのファンから支持されています。妥協のないキャスティングと魅力あふれる選曲により、東西を問わず注目されています。

このプロジェクトは、平成29年度大阪文化祭賞を受賞しており、山本哲也は「文化庁芸術祭優秀賞」、成田達志は「芸術選奨文部科学大臣新人賞」をそれぞれ受賞した実績があります。2022年に20周年を迎えた彼らは、今後さらに発展を遂げることでしょう。