新グローバルCFO就任
2025-02-14 16:27:48
電通グループ、遠藤茂樹が新たなグローバルCFOに就任
株式会社電通グループ(本社:東京都港区)が新たにグローバルCFOに遠藤茂樹を任命したことを発表しました。彼は2024年7月1日からの就任で、グループ・マネジメント・チームの一員として、経営推進において重要な役割を果たすことになります。
遠藤氏は30年以上にわたり、グローバルファイナンスの分野でのキャリアを積み、多様な経験を持つ実力者です。1994年に伊藤忠商事に入社し、ニューヨークに駐在した後、2000年に米国のゼネラル・エレクトリック(GE)に移籍。彼はGEで、アメリカを始めとするさまざまな地域で財務責任者のポジションを経験し、内部監査やM&A、シックスシグマプロセスの改善に従事しました。その後、2011年には英国のブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)での勤務を経て、2018年からはアクセンチュアで日本のCFOを担当していました。
新たな任命に際し、遠藤氏は『ミッションは電通グループの成長を支えること』と語っています。彼は先日公表された2027年を最終年度とする中期経営計画の実現に向けて、会社の経営及び財務戦略の強化を図る意向を示しています。この計画が成功するためには、強固な財務ガバナンスが不可欠で、遠藤氏はその構築に力を入れるとしています。また、これまでの経験をもとに、戦略的視点を持ちながら、グローバルCEOやマネジメントメンバーと連携し、社内外のステークホルダーとの効果的なコミュニケーションを通じて、持続的な企業価値向上に貢献する方針です。
一方で、彼の後任としてグローバルCFOを兼務していた曽我有信は、今後は取締役副社長としてガバナンスの高度化に専念することになります。電通グループの新たな財務戦略へ向けたリーダーシップが期待される中、企業成長を支えるための施策が続けられるでしょう。
最後に、電通グループの代表執行役社長、五十嵐博氏は『遠藤は当社グループのグローバルファイナンス機能の先導者にふさわしい人材であり、企業価値の最大化に向けて大きく貢献することを期待しています』と述べ、今後の発展への期待を込めています。
これからの電通グループの動向から目が離せません。
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