環境に優しいカード『ロスリカ(R)』の進化
株式会社共同印刷が開発した環境配慮型カード『ロスリカ(R)』が、今注目を集めています。このカードは、使用済み資材をリサイクルしたプラスチックから作られており、従来のカードと比べても耐久性が高いという特長を持っています。
『ロスリカ(R)』とは
共同印刷が手掛けた『ロスリカ(R)』は、工場廃材を利用したリサイクルプラスチックを素材として使用しており、環境負荷を大幅に軽減しています。このカードがもたらす環境効果は非常に大きく、なんと100万枚を製造することで約8.9トンのCO2排出削減が見込まれています。これは、近年強力に進められている脱炭素社会の実現へ向けた重要な一歩と言えるでしょう。
バニラVisaギフトカードへの採用
この『ロスリカ(R)』は、インコム・ジャパン株式会社が提供しているバニラVisaギフトカードに採用されました。このギフトカードは、Visaの加盟店で使用できるため、多くの消費者が手に入れやすく、その利用を通じて環境意識を高める助けになっています。
カードの見た目と耐久性
『ロスリカ(R)』は見た目が従来のプラスチックカードと遜色なく仕上がっており、デザイン面でも妥協がありません。さらに、ISO規格や業界規格に適合した耐久性を誇り、ICカードとしても使用可能です。
今後の展望
共同印刷では、『ロスリカ(R)』の適用範囲をさらに拡大することを計画しています。このカードは金融業界をはじめ、さまざまな業界に導入できる可能性を秘めており、環境負荷を抑えたカード事業の推進が期待されています。
まとめ
『ロスリカ(R)』の採用によって、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩が踏み出されました。今後も株式会社共同印刷は、環境に配慮した製品の開発を進め、より良い未来を目指して活動していくことでしょう。