新たな防災教育の取り組み「きみとかに」プロジェクトが始動
近年、日本は自然災害が頻発する国として知られています。そのため、特に子どもたちが安全に過ごすための防災教育は重要なテーマとなっています。そこで、一般社団法人保育の寺子屋が、保育士と共に「きみとかに」と呼ばれる新しい合言葉を基にした防災教育プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトの主要な目標は、災害時に必要な行動を子どもたち自身が理解し、実行できる力を育むことです。
「きみとかに」とは?
「きみとかに」は、保育者が子どもたちに日常の保育の中で自然に教えることができる、5つの行動を表現した合言葉です。具体的には、以下の5つのステップから成り立っています。
1.
きく
2.
みる
3.
とまる
4.
かんがえる
5.
にげる
この言葉は、ただの命令形ではなく、子どもたちが自分で考え、選ぶ力を育てるための支えとなります。これにより、災害時に落ち着いて行動できるようになるのです。また、保育者自身もこの合言葉を使うことで冷静な判断が促され、現場全体の防災力が向上することが期待されています。
クラウドファンディングによる支援
このプロジェクトでは、 2025年9月30日から11月22日まで、クラウドファンディングを通じて目標金額100万円の支援を募っています。集まった資金は、以下の用途に活用される予定です。
- - 「きみとかに」紙芝居の制作
- - カードゲームの制作
- - 手遊び歌と体操の動画制作
- - 防災イベントの開催
このイベントでは、紙芝居の読み聞かせや防災体操の実演、さらには保育者によるトークセッションが行われ、子どもたちやその保護者が一緒に楽しむことで、より深い理解が得られます。
参加者からの反響
実施に向けた準備段階から、多くの保育者たちがこの「きみとかに」に対して高い期待を寄せています。「肯定の合言葉は子どもたちにとってもわかりやすく、防災環境を楽しく学べるのが良いですね」との意見や、「自分の身を守るための具体的な行動が理解できるのは素晴らしい」といった声が多く寄せられています。特に、現場での実感をもとに、既存の合言葉とは異なる訴求力を持つ「きみとかに」の必要性が強調されている点が印象的です。
「きみとかに」プロジェクトの意義
保育の現場は、日々多くの子どもたちが集まる場所であり、その安全を守るために保育士たちは常に努力しています。しかし、近年は「不適切保育」といった言葉が報道に多く取り上げられることが多く、彼らの努力や葛藤が見えにくくなっています。こうした中で「きみとかに」が生まれたことは、保育士たちが日常の中で安心して子どもを守れる環境づくりにも寄与するでしょう。
この新たな取り組みが、未来の防災教育を変える可能性を秘めています。保育士の力量を伸ばし、子どもたちが自らの身を守る力を養うために、ぜひ今回のプロジェクトを広めていきたいものです。