ロボット開発の新たな展望
2016-09-09 20:00:18

ヘッドウォータース、1.9億円の増資でロボットアプリ開発の未来を切り拓く

ヘッドウォータース、1.9億円の増資実施



株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区)は、ロボットアプリの開発において高い実績を誇る企業です。今回、同社が実施した第三者割当増資によって、総額1億9000万円を調達しました。この資金は、ロボット技術の発展に必要不可欠なものであり、特に人工知能を活用したクラウドロボティクスサービス「SynApps(シナップス)」のさらなる拡充を目指しています。

ヘッドウォータースの実績



ヘッドウォータースは、株式会社ソフトバンクロボティクスが提供する人型ロボット「Pepper」を用いたアプリケーション開発に特化しており、これまでに200件以上の開発事例を持っています。2015年にリリースした「SynApps」は、コミュニケーション型ロボットとクラウドサービスを組み合わせ、より高性能かつ実用的なロボットアプリケーションの開発を実現しています。

資金の使途と今後の展望



今回の資金調達は、企業や店舗におけるコミュニケーションロボットの導入が進む中で、ビジネスシーンでの活用を目指しています。現状、導入が進んでいるものの、実際の活用事例はまだまだ限られています。ヘッドウォータースは、より実用性の高い業務支援ロボットの開発を目指し、優秀なエンジニアの採用を強化することで、さらなる技術革新を図る方針です。

社の代表取締役、篠田庸介氏は、「我々は、より多くのロボットが賢くなり、様々な場面で活躍する未来を目指している」と話しており、今後ますますの期待が寄せられています。

引受先企業の紹介



ヘッドウォータースは今回の増資において、計5社を引受先としている。その中でも注目すべき企業が、東証1部上場の総合PR会社である株式会社ベクトルです。彼らは、ヘッドウォータースのロボットアプリ開発市場におけるさらなる成長を支援するPRサービスを提供します。

また、東証マザーズ上場の株式会社オークファンも引受に名を連ねており、ロボットのセンサー技術とビッグデータの分野でシナジーを期待しています。さらに、国際金融コンサルタントである菅下清廣氏もアドバイザーとして資本政策やIRに関する助言を行うことが決まっています。

ヘッドウォータースの未来



今後、ヘッドウォータースはロボット技術の進展とともに、人型ロボットの可能性を広げていくことを目指します。彼らのビジョンは、ただコミュニケーションロボットを開発するだけでなく、業務を効率化するための真のビジネスツールとして位置づけることです。ますます多様化するロボット技術に対するニーズに応え、社会におけるロボットの役割を再定義する取り組みは、今後の大きな注目を集めることでしょう。

株式会社ヘッドウォータースのさらなる成長と、ロボット技術の未来に対する期待が高まる中、企業は新しい価値を生み出すことが求められています。デジタル社会の進化にともない、ロボットとの共生社会が実現する日も近いのかもしれません。

会社情報

会社名
株式会社ヘッドウォータース
住所
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
電話番号

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