湖池屋、アメリカ市場で新ブランド「SATISFRY」を展開開始

湖池屋、アメリカ市場に新スナック「SATISFRY」登場

株式会社湖池屋が、アメリカ市場に向けた新たなスナック菓子ブランド「SATISFRY」を発表しました。このブランドは、2025年11月から、カリフォルニア州を拠点に販売される予定です。開発されたポテトチップスは、アジアの現代的な味覚を反映した「ASIAN BBQ」と「ZESTY YUZU」の二種類。これにより、湖池屋は北米市場での事業展開を新たな段階へと進めていくとしています。

湖池屋の北米進出

2025年に設立された100%出資子会社、KOIKEYA AMERICA INC.を起点に、湖池屋はさらなる成長を見込んでいます。これまでも北米ではアジア系のスナックを輸出販売しており、日系のスーパーを中心に事業を好調に続けてきました。特に、アジア食の普及が進む中、スナック菓子の市場においてもチャンスを捉えての新たな試みです。

新ブランド「SATISFRY」は、これまでの国内ブランドとの差別化を図り、アメリカの消費者に新しい体験を提供することを目指しています。特に、アーリーアダプターをターゲットにしたモダンアジアのテーマを持つこのラインは、アメリカ市場において人気が高まりつつあります。

商品の魅力

「SATISFRY ASIAN BBQ」は、濃厚でスパイシーなBBQ味が特長で、アジアのグリル料理を思わせる風味を追求しています。一方の「SATISFRY ZESTY YUZU」は、柚子の爽やかな酸味が楽しめ、さっぱりとした口当たりが魅力です。どちらの製品も1.9 ozと5.9 ozのサイズで展開され、気軽に楽しむことができます。

湖池屋は、1953年の創業以来、高品質なスナックを提供してきた老舗企業であり、今回の新商品はその伝統を引き継ぎつつも、海外市場向けに独自のアプローチを用意しています。これまでの経験と実績をもとに、北米市場での成功を収めることが期待されます。

賞味期限と今後の展望

新商品は2025年11月中旬から米国で順次販売を開始する予定です。このタイミングに合わせ、湖池屋は北米市場でのポジショニングを強化し続ける方針です。「SATISFRY」によってアジアの多彩な食文化を広め、アメリカの消費者にその魅力を伝えることができると信じています。

今後も湖池屋の発展とともに、国境を越えたスナック菓子の楽しみ方が広がることでしょう。ぜひ、新しい「SATISFRY」を手に取ってみて、その美味しさを体感してみてください。