プラスメディの新研究
2025-05-14 14:27:56

株式会社プラスメディが疾病管理アプリを中心に臨床研究を開始し医療現場に革新をもたらす

株式会社プラスメディと臨床研究の新展開



2024年10月、株式会社プラスメディが、新たなイノベーションを医療現場にもたらすべく、横浜市立みなと赤十字病院および大阪けいさつ病院との共同研究を開始することを発表しました。この研究の中心となるのは、疾患管理を目的としたスマートフォンアプリ『FAROme(ファロミー)』です。

研究の基本的な目的


本研究の主な目的は、患者が病院外でも自身の疾患を管理できる環境を整えることにあります。これにより、病気の進行を予防し、患者の生活の質(QOL)の向上を図ることが狙いです。臨床研究は、2024年10月からプロトタイプを用いた段階を経て実施されます。

FAROmeの機能


『FAROme』は、患者と医師の間でリアルタイムで情報を共有できるアプリです。今回の臨床研究では、以下のような特定の患者群を対象に運用を開始します。

  • - 横浜市立みなと赤十字病院:食物アレルギー患者、2024年4月25日から
  • - 大阪けいさつ病院:心不全患者、2024年5月14日から

患者は、担当医からの紹介を受けてアプリを無料でダウンロードし、提供されたQRコードから疾患情報の入力を行います。これにより、自身の健康状態や症状を入力することができ、担当医はそれを専用の管理画面で把握することが可能となります。

医療現場へのインパクト


アプリを通じて、医師は以下の情報を日々受け取ることができます。

  • - 日常的な数値指標(バイタルデータや体調の記録)
  • - 症状の変化タイミング
  • - 通院時の診察や検査では得られない継続的な健康データ

これにより、より精緻な診断や適切な治療方針の検討が期待されます。また、患者側にも下記のような多くのメリットがあります。

  • - 散在していたメディカル情報を一元管理
  • - 医療者による継続的な見守りの安心感
  • - 担当医への正確な状態報告が可能

今後の研究計画


さらに、食物アレルギーや心疾患に続き、潰瘍性大腸炎、乳がん、精神疾患、頭痛などを対象とした研究も順次スタートする予定です。プラスメディでは、これを通じて『FAROme』の機能向上を進め、さらなる疾患領域への社会実装を図ります。

企業情報


株式会社プラスメディは株式会社三井住友フィナンシャルグループの子会社として、2016年に設立され、現在は「MyHospital」と「wellcne」という通院支援アプリを運営しています。2025年4月1日現在で26病院に導入が進み、15万人以上のユーザーを抱えています。

  • - 代表取締役社長: 永田 幹広
  • - 所在地: 東京都千代田区神田神保町二丁目5番11号神保町センタービル6階
  • - 電話番号: 03‐6272‐8251
  • - URL: プラスメディ公式サイト

このように、プラスメディの取り組みは、患者の健康管理をより良いものに変えていくことが期待されています。今後の展開には、医療業界の注目が集まることでしょう。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社プラスメディ
住所
東京都千代田区神保町2-5-11 神保町センタービル6階
電話番号
03-6272-8251

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。