月次決算速報サービス、導入企業が1万社を超えました
株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市)が提供する「月次決算速報サービス」の利用企業数が、サービス開始からたったの半年で1万社を超えるという快挙を達成しました。このサービスは、経営者が月次決算の後に社長のスマートフォンで直接業績速報を受け取れることを特徴としています。これにより、中小企業の経営者が迅速な意思決定を行える環境が整いました。
月次決算速報サービスの仕組み
「月次決算速報サービス」は、会計事務所による巡回監査の終了直後に、中小企業経営者とその会計士に対して業績速報をメールで送信します。これにより、経営者は自社の「限界利益率」や「自己資本比率」などの重要な数値を迅速に把握することができ、さらなる業績改善へ向けた意志決定が可能となります。
このサービスを利用する中小企業経営者からは、次のような声が寄せられています。
- - 「月次決算に基づくタイムリーな経営数値を、気軽にスマホで見られるのはありがたい」
- - 「知りたい情報がコンパクトにまとまっていて、とにかく見やすいという印象を持ちました」
- - 「最近、気にするようになった自己資本比率の推移もグラフで確認できるのはうれしい。サービスを後継者の育成教材として活用しています」
提供する主な情報
この月次決算速報サービスでは、以下の5つの情報が表示されます。
1.
変動損益計算書
- 予算と実績の比較や、前期との比較を確認できます。
2.
純売上高の内訳
- 純売上高を構成する各項目の詳細を把握できます。
3.
変動損益計算書からのインサイト
- 純売上高、限界利益率、固定費、経常利益、月末棚卸高に基づく自動生成のコメントが確認できます。
4.
経営指標の推移
- 売上高、限界利益、経常利益など、過去10期と当期の推移を視覚的に確認できます。
5.
自己資本比率の推移
- 自己資本比率の過去10期と当期の動向を把握できます。
これらは経営者がリアルタイムで業績を把握し、さらなる戦略を練るために非常に重要な情報となります。
サンプル画像の閲覧
月次決算速報サービスのサンプル画面は、
こちらからご覧いただけます。
月次決算の重要性
月次決算とは、1カ月ごとの財政状態や経営成績を明確にし、経営者に適正で正確な会社の状況を把握してもらうためのものです。中小企業の経営者が日常的に「会計」を活用し、経営を最適化するためには、月次決算体制を整える必要があります。変動する経済環境の中で、迅速な意志決定が可能な月次決算の重要性はますます高まっています。
会社概要
株式会社TKCは、1966年に設立され、会計事務所や中堅・大企業、地方公共団体などに向けて会計および情報サービスを提供しています。代表取締役社長の飯塚真規氏の指導の下、これからもより多くの中小企業を支援していくことでしょう。さらに詳しい情報は公式サイト(
TKC公式)をご覧ください。