ビジネスSNS「Wantedly」の目覚ましい成長
ウォンテッドリー株式会社が展開するビジネスSNS「Wantedly」は、自己理解を促進し、個々の強みを引き出すための診断ツール「Wantedly Assessment」を提供しています。この度、このツールの利用者数が10万人を突破したことが発表されました。
利用者数の内訳
「Wantedly Assessment」には2つの主要な診断が用意されています。1つは、個人の持つスキルを評価し、可視化する「スキル診断」で、こちらは約3.5万人が利用しています。もう1つは、性格を分析する「性格診断」で、利用者数は約6.5万人に達しています。この2つの診断を合わせて、全体の利用者数が10万人を超えることとなりました。
アップデートされた性格診断
最近、性格診断には新たに2つの指標が追加され、より細かい性格理解が可能になりました。これまでの4つの指標に加え、「周囲との交流(内向/外交)」や「問題解決への姿勢(現在志向/未来志向)」が新たに導入され、性格タイプをこれまでの16種から64種に拡張。確認は、結果として表示されるアルファベットの組み合わせにより、視覚的に把握できます。
メンバーの性格を事前に知る
また、Wantedlyの募集ページには、将来一緒に働くかもしれないメンバーの性格を確認できる機能が追加され、チームの雰囲気を理解しやすくなりました。今のところ、この機能はブラウザ版のみの提供ですが、今後の拡充が期待されています。
職種と年代による性格タイプの傾向
最新の分析データによれば、職種や年代ごとに性格タイプの傾向が明らかになってきました。特に、事業開発領域ではリーダータイプが多く見られ、フォロワータイプは事務職に多い傾向が出ています。また、年代別では30代までフォロワータイプが、多く40代以降はリーダータイプが増加する傾向が見られました。
ウォンテッドリーのビジョン
ウォンテッドリーのモットーは、「究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす」こと。2012年からサービスを開始し、現在では4,000社以上の登録と400万人以上の個人ユーザーを抱えています。最近ではエンゲージメントをサポートする新たなサービス群も開始され、入社後の定着や活躍を支援しています。
結論
「Wantedly Assessment」の成功した導入は、個々の強みを見出す助けとなるだけでなく、企業にとっても優れた人材の確保につながることが期待されます。ビジネスSNSの新たな可能性を感じさせるこの取り組みは、今後も多くの注目を集め続けることでしょう。