文芸漫談の新章!
いとうせいこうさんと奥泉光さんによる文芸漫談が、また新たなステージを迎えることとなりました。名作をユーモアを交えながら深掘りするという独特なスタイルで行われるこのライブは、文学の面白さを再発見させてくれます。この度のお題はスタンダールの名著『赤と黒』。今回も期待が膨らみます!
文芸漫談とは?
2006年に始まったこの企画は、いとうせいこうさんと奥泉光さんが中心となり、年に数回実施されるシリーズです。内容は非常にシンプルであるものの、参加者はただの観客ではなく、特別な文学体験を味わえる構造になっています。漫談形式を取り入れたトークショーの中で、二人が展開する会話は、単なる文学の解説にとどまらず、観客を笑いに引き込みながら作品の魅力を伝えることに力を入れています。
スタンダール『赤と黒』の魅力
今回の文学ライブでは、スタンダールの豊かで劇的な作品『赤と黒』が題材にされます。この小説は、主人公ジュリヤン・ソレルが貧しい出生から這い上がり、権力を掌握しようとする野心に燃えるさまを描いています。彼の日常には父や兄からの虐待が伴い、華奢な体型とは裏腹に、強固な意志を抱く彼の姿が描かれています。
ジュリヤンが出会うのは、町を支配するブルジョア層。そんな彼が家庭教師として家庭に入り込むことで展開する誘惑劇は、心理描写と社会批評が絶妙に組み合わさった名作となっています。観客は、二人の軽妙なトークに引き込まれながら、スタンダールの世界に触れることができるのです。
上演詳細
本公演は2025年の2月7日(金)に、東京の下北沢にある北沢タウンホールにて行われます。開場は19時、19時30分からスタートです。この非日常的な体験を味わうには、ぜひチケットを手に入れたくなりますね。
チケットは全席指定で3,000円(税込)とのこと。参加者の皆さんにとって、有意義な時間となることは間違いありません。
出演者について
いとうせいこうさんは、作家、クリエーターとして多岐にわたる活躍を見せる一方、対談集やノンフィクションなど、ジャンルを越えた作品を提供しています。対して、奥泉光さんは、文学界の重鎮とも言える存在であり、芥川賞や野間文芸賞を受賞するなど、著作も多くあります。二人の化学反応が生む新たな文学体験をぜひお見逃しなく!
公式サイト
詳細は公式サイトをチェックしてください:
いとうせいこう公式HP で最新の情報を確認できます。
文学と笑いの融合。まさに新しい形の文芸ライブが誕生します!皆さんの参加を心よりお待ちしております。