アストンマーティンが贈る007の世界へ
2024年7月18日から8月4日まで、ロンドンのバーリントン・アーケードで特別なポップアップイベント「House of Q by Aston Martin」が開催されます。このイベントは、1984年に公開された映画『007/ゴールドフィンガー』の60周年を祝い、アストンマーティンと007の歴史を振り返る素晴らしい機会です。
映画『ゴールドフィンガー』は、アストンマーティンの象徴的な車両DB5が初めて登場した作品として有名です。アストンマーティンのラグジュアリー・ライフスタイル・マガジンの特別号『V57』とともに、このイベントが開催されることで、ボンド映画とアストンマーティンの関係が再注目されること間違いありません。
シークレットな体験
イベントの会場となる「House of Q」では、ゲストは秘密のドアを通じて特別な体験を楽しむことができます。このドアは、新聞雑誌売店のように装飾された店舗にひっそりと存在しています。ゲストは隠されたメッセージに導かれ、その入口をくぐることで、隠されたQの世界を目の当たりにします。
訪れたエージェントたちは、シャンパン「ボランジェ」が提供されるスピークイージー・バーでリラックスしながら、展示されているオリジナルのDB5の図面や部品のスケッチを鑑賞することができます。また、アストンマーティンとイーオン・プロダクションズのアーカイブが提供した貴重な資料も見られるほか、Qのフライトケースも展示され、アストンマーティンの開発に関する秘められたヒントも楽しむことができます。
アイコニックなDB5と映画の魅力
DB5は、その完璧なデザインと高性能なスペックから「世界で最も有名な車」として知られています。1963年に登場したこのモデルは、強力な4.0リッターエンジンを搭載し、時速150マイルを超える速度を誇ります。映画『007/ゴールドフィンガー』でボンドと共に冒険を繰り広げることで、その名声はさらに高まりました。
アストンマーティンのグローバルチーフブランド&コマーシャルオフィサーであるマルコ・マティアッチ氏は、「アストンマーティンとジェームズ・ボンドの関係は、英国を象徴する存在として長年続いてきた。60周年を記念するこのイベントは、多くのファンにとって特別な体験となるだろう」と語っています。
アクティビティと展示内容
「House of Q」では、ボンド関連のアイテムが多数展示され、オリジナル脚本や映画ポスター、セット写真なども見ることができます。また、映画の音楽を響かせるために、特製のオーディオ機器が使用され、訪れる人々をさらに魅了します。
さらに、2階にはコンフィギュレーター・ラボが用意されており、アストンマーティンのデザイン専門家と共に、自分だけのカスタムカーを作成することもできます。日替わりで開催されるデザイン・ワークショップも、来場者にとって魅力的なアクティビティとなることでしょう。
ラグジュアリー・ショッピングのメッカ
バーリントン・アーケードは、1819年に開業し、高級ブランドが並ぶショッピングエリアとして知られ、多くの観光客が訪れます。アストンマーティンの特別イベントと同様に、ここではジュエリーやファッション、革製品など、多彩な商品が取り揃えられています。
バーリントン・アーケードのコマーシャル・ディレクターであるトルプティ・シャー氏は、「アストンマーティンと007の記念年を共に祝えることを嬉しく思っている。ここでのイベントは、映画史に名を刻む瞬間になる」と述べています。
この特別なイベントは、アストンマーティンと007ファンにとって見逃せない体験であることは間違いありません。ぜひ足を運び、歴史に名を刻んだ映画の世界に触れてみてはいかがでしょうか。