サイバーリーズンが中堅企業向けセキュリティソリューションを開始

サイバーリーズン、次世代エンドポイントセキュリティを発表

サイバーリーズン合同会社は、中堅企業向けに新たなエンドポイントセキュリティソリューション「Cybereason Simple Security」の提供を開始しました。昨今のサイバー攻撃は高度化しており、特に中堅企業はセキュリティ対策において脆弱な部分が多く残されています。この背景を受けて、同社は独自のセキュリティ技術を活用したソリューションを用意しました。

ランサムウェアの脅威

最近の警察庁の調査によると、ランサムウェアの被害の52%が中小企業に集中しています。驚くべきことに、61%の被害組織は従来のウイルス対策ソフトでは攻撃を検知できなかったとされています。これらのデータは、企業にとって従来の防御手段の強化が喫緊の課題であることを示しています。

サイバーリーズンの「Cybereason Simple Security」は、これらの課題を解決する技術が盛り込まれています。特に、ウイルス対策ソフトをすり抜けた後でも、システムダウンや情報漏えいを防ぐことができる機能が備わっています。

使いやすさと機能性

「Cybereason Simple Security」の魅力の一つが、容易に導入できる点です。1台からの導入が可能で、最大300エンドポイントに対応します。また、3つのパッケージ（Basic、Advanced、Premium）から選択でき、導入後すぐに利用できる点も特筆すべき点です。ポリシーの設定も一括して提供されるため、運用の手間を大幅に省けます。

この製品は、サイバーリーズンが6年連続でEDRとEPPのシェアで1位を誇ることからも、その信頼性が視覚化されています。サイバーリーズンのNGAVにより、未知または既知のウイルスをブロックすることができ、さらにEDR機能はウイルス対策ソフトを回避した攻撃を検知します。

導入支援サービスと運用支援

「Cybereason Simple Security」には、導入支援サービスやセキュリティサービスデスクなど、運用面でのサポートも充実しています。これにより、専門的な知識を持たない企業でも安心して利用できるようになっています。セキュリティ問題で悩んでいる中堅企業にとって、心強い存在となることでしょう。

代表のコメント

サイバーリーズンのエリック・ネイゲル社長は、「今回のソリューションが日本の中堅企業にとって不可欠なサイバーセキュリティの強化につながると思います。多くの企業がこの技術を導入し、サイバー攻撃から解放されることを期待しています」と述べています。彼のコメントからも、国内市場における挑戦と期待感が感じられます。