2025年採用トレンド
2025-10-23 12:27:24

2025年上半期のレジュメ検索キーワードが示す若手・ミドル層の採用トレンド

2025年上半期のレジュメ検索キーワードが示す若手・ミドル層の採用トレンド



エン株式会社が、若手向けスカウト転職サービス『AMBI』とミドル世代向けの『ミドルの転職』を通じて、2025年上半期におけるレジュメ検索キーワードのトップ10を発表しました。この報告からは、企業が求める人材の異なるニーズが明らかになり、若手とミドル層に期待される役割やスキルが浮き彫りになっています。

若手層:SaaSとデータを活用する新たな力を求む


若手層において特に注目されているのは、SaaSビジネスやAI、データ関連の分野です。コロナ禍を背景に、企業はSaaS導入を加速し、より実行力が求められるようになりました。特に「THE MODEL」型の分業体制が主流となり、即戦力となるセールス人材が重要視されます。ただツールを導入するのではなく、実際に売上を上げるための施策を実行できる人材が求められているのです。

また、長期的にみて専門知識と特定のスキルを有する人材の価値は高まり続けるでしょう。これにより、企業間での人材獲得競争も激化することが予測されます。

Javaの安定した需要


一方、若手人材における“Ohもう一つのポイント”として、「Java」が引き続き注目される言語であることが挙げられます。金融業界などで広く使用されるこの言語は、レガシーシステムの移行とともに需要が根強いのが特徴です。多くの企業がJavaの開発経験を重視する背景には、ディープな理解が求められる複雑な現場があるからです。

ミドル層の求められる役割:プロジェクト管理と決算業務の複雑化


次に、ミドル層の採用トレンドに注目してみましょう。ここで特に目立つのが、プロジェクトマネージャー(PM)の需要の高まりです。企業のDX化が進む中で、単にツールを導入するだけではなく、それを活用し成果を上げることが求められています。これには、プロジェクトを完遂できる実力のあるマネージャーが不可欠です。コロナ以降のリモートワーク普及に伴い、対面でのコミュニケーションが難しい状況でも、「要件を文書化し合意形成できる能力」が求められています。

また、決算業務に関しても、スタートアップやESG投資の拡大が影響し、その高度化が進んでいます。投資家への説明責任を果たすためのIR業務や、内部統制の強化が求められる現在、これを担うミドル層の存在が重要です。

労働市場の変化とその対応


現在、労働人口の不足は続いており、求人市場は売り手市場となっていますが、安易な転職はキャリアの停滞を招くリスクも伴っています。レジュメ検索キーワードの分析は、今後のキャリア設計にも大いに役立つでしょう。自身の経験やスキルを見直し、適切な方向性を見極めることが求められます。若手・ミドル層ともに、時代の変化に柔軟に対応できるスキルを持つ人材が、今後のビジネスシーンでますます重宝されることでしょう。

私たちエン株式会社は、これらのトレンドを踏まえ、キャリアデザインを支援するために全力を尽くしています。自身の潜在能力を最大限に引き出す環境を整え、未来のキャリアをともに考えていきましょう。


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会社情報

会社名
エン株式会社
住所
東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー(35階)
電話番号
03-3342-4506

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