国土強靱化と未来を考える令和7年度国総研講演会開催のお知らせ

国土強靱化を支える研究の最前線

令和7年度国総研講演会が、12月10日（水）に東京・千代田区の一橋講堂で開催されます。本イベントのテーマは、急増する自然災害にどう立ち向かうか、そして国土強靱化に向けた最先端の研究成果を聴くことです。

自然災害の脅威

近年、日本各地で地震や台風が頻発する中、私たちの生活や社会インフラが脅かされています。2021年から2023年にかけて進められた緊急対策や今後の5か年の加速化対策がどのように国土強靱化に寄与しているのかが、今年の講演会での重要な焦点です。特に、令和7年6月に閣議決定された第1次国土強靱化実施中期計画の内容は、今後の方針における重要な基礎となります。

講演会の詳細

イベントは午前10時から午後5時5分まで、開場は9時30分です。会場は一橋講堂で、リアル参加者450名、およびZoomによるライブ配信で3,000名の参加が可能です。参加は無料ですが、事前申し込みが必要です。参加希望者は、公式ウェブサイトから申し込みを行ってください。

プログラム内容

今回の講演会では、セッションが複数設けられています。午前中には、デジタルトランスフォーメーション（DX）に関連する研究の最新動向についての発表があります。具体的には、建設業界におけるDX推進や次世代交通情報システムの実現に向けた取り組みが紹介されます。

午後には、国土強靱化に関する特別講演も行われます。内閣官房の山本巧審議官が最近の動向について解説し、国土強靱化の取り組みを加速させることの重要性を訴えるでしょう。

セッション内容は災害対応に重点を置いたもので、最新技術を活用した水管理や地震対応策、災害後の住環境の復興など、国家のインフラをいかに強化するかを探ります。

各セッションの後には、登壇者との交流ができるコーヒーブレイクも設けられており、直接意見交換を行うことができます。