西日本の物流を革命的に強化する新拠点
名鉄ワールドトランスポート株式会社が、2025年5月1日に大阪府和泉市に新たな物流拠点「大阪グローバルロジスティクスセンター(OGL)」を設立することを発表しました。このセンターは、西日本地域における物流サービスを大幅に強化するための重要な施設と位置づけられています。
センターの特徴
大阪グローバルロジスティクスセンターは、延床面積が6,467.94㎡(約1,957坪)を誇る最新鋭の物流施設です。交通アクセスも非常に良好で、大阪南港まで約40分、関西国際空港までは約25分で到達可能。手際よい物流サービスが期待できる場所に位置しています。さらに、内陸の高台(標高70メートル)にあるため、自然災害のリスクも低減されており、企業にとってはBCP(事業継続計画)の観点からも理想的な立地と言えます。
二拠点体制のメリット
名鉄ワールドトランスポートは、この新センターの開設により、既存の大阪南港保税倉庫との連携を強化します。これにより、西日本地域における物流ネットワークが質・量ともに向上し、顧客のさまざまなニーズに応じた柔軟かつ包括的な物流ソリューションが提供可能です。
具体的には、大阪グローバルロジスティクスセンターでの保管や在庫管理、流通加工、EC対応、プロセスセンター業務などに加え、南港オペレーションセンターが持つ保税機能や航空貨物対応を組み合わせる形で、多岐にわたる物流サービスを展開します。
さらなる連携とサービス向上
また、大阪グローバルロジスティクスセンターは、東京グローバルロジスティクスセンターとも連携を予定しており、これにより全国規模でのサービス強化が図られます。アフターコロナ時代においては、BCP対策がますます重要視される中、このセンターを基盤とした強固な物流体制は、企業にとっても非常に価値のある取り組みとなるでしょう。
提供する具体的なサービス
OGLでは、以下のような様々なサービスを提供します:
- - 非保税倉庫での保管
- - WMSを用いた在庫管理
- - コンテナデバンやバンニングを含む入庫作業
- - 流通加工(仕分け、検品、EC対応など)
- - 国内輸配送
これにより、顧客企業は効率的に物流課題に対処でき、サプライチェーンの最適化が図れます。
名鉄ワールドトランスポートについて
名鉄ワールドトランスポート株式会社は、世界200カ国以上に広がる物流ネットワークを持つ国際フォワーダーです。国際航空・海上貨物運送業、通関業、ロジスティクスサービスを通じて、顧客と共に歩むサプライチェーン支援を強みとしています。同社は、地域価値の向上を掲げ、国際物流サービスを提供することで地域社会の発展に寄与することを目指しています。
プレッセイに関するお問い合わせ
新センターやロジスティクス事業についての詳細は、名鉄ワールドトランスポートの事業戦略部までご連絡ください。
また、案件に関するお問い合わせは、大阪国際貨物支店の長谷川まで。
この新たな拠点の開設を機に、新しい課題への対応を一層強化し、地域社会との共存を図ります。