EYの2026年業績
2026-10-22 13:15:19

EYの2026年度業務収入は570億米ドル、AIサービスが成長を牽引

EYの2026年度業務収入が570億米ドルに達する



EYが発表した2026年度(2026年6月期)の全世界業務収入は、570億米ドル(約9兆円)で、前年同期比で4.7%の増加を示しました。この成長は、同社の全てのサービスラインや地域で見られ、特にAI関連サービスによる収入の増加が顕著でした。AIサービスは49%の成長を記録しています。

業務成長の背景



EYは、顧客の全社的な変革の進展とともに、AIの急成長や地政学的な不確実性に迅速に対応してきました。その結果、FY26の5年間にわたる年平均成長率(CAGR)は8.3%に達しました。アシュアランスや税務、コンサルティングといった中核サービスも成長を遂げ、特にEY-Parthenonでは、7.4%の成長を誇る68億米ドルの収入を記録しました。

また、EYは「EY Value Realized 2026」という年次報告書を発表し、顧客、EYメンバー、そして社会に対する新たな価値創造の取り組みを詳述しています。

AIを用いたビジネスの再設計



EYのグローバル会長、ジャネット・トランカーリー氏は、AIを用いたビジネスの運営方法が顧客によって再設計されていることを強調。昨年度の業績の向上は、価値の創出を加速させるチームの連携があったからこそだと述べました。

特に、EYが展開している「ey.ai - The Reimagination Engine」を活用し、AI、テクノロジー、データを融合させるサービスが多くの顧客を支援しています。そして、高度なAIガバナンスや新興テクノロジーへの投資も推進されています。

アライアンスパートナーシップの強化



2026年度には、EYのアライアンスパートナー関連の業務収入も年平均34%のペースで増加しました。EYはMicrosoftとの長年の提携を基に、AI導入促進に向け新たなプロジェクトに10億米ドルを共同投資しています。

また、EYは119のアライアンス・エコシステムで提携関係を強化し、各分野での変革をスピードアップさせています。

教育と研修における投資



EYは新興テクノロジーに必要なスキル習得を支援するため、今年度だけで4億4,800万米ドルを研修と能力開発に投資しました。特に、AI関連の研修が好評を博し、メンバーは計520万時間を受講。この成長は、他の法人顧客に対しても優れた結果を示しています。

社会貢献と環境への配慮



EYは「EY Ripples」と呼ばれる社会貢献プログラムを推進し、過去5年間で3億人にポジティブな影響を与えてきました。また、環境への配慮も怠らず、温室効果ガスの排出量を40%削減するなど持続可能な環境作りにも力を入れています。

これらの成果は、EYの将来へのビジョンと取り組みがいかに業界において重要であるかを示しています。IT化の波が続く中で、EYはその存在感を増し続け、翌年度以降も持続的に成長を続けることが期待されます。

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