身体を巡る多様な視点を探る展覧会「わたしの身体はだれのもの?」
現在、私たちは自身の身体を支配する方法に対して新たな視点を持つ必要があります。2026年12月5日から2027年3月7日まで、NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)で開催される展覧会「わたしの身体(しんたい)はだれのもの?」は、身体に関する制度や価値観についての問いかけを行います。
展覧会の背景
展覧会のテーマは、iPS細胞に代表される再生医療や、身体を拡張するテクノロジーの進展にあります。これにより身体の可能性が広がる一方で、パンデミックを通じて私たちの身体が社会や制度によってどのように規定されるのかも顕在化しました。この展覧会は、私たちの身体を取り巻く複雑な状況を反映した作品を展示し、来場者に考えさせることを目的としています。
展示内容
展覧会では、様々な視点から身体の現状を問い直す5人のアーティストの作品が展示されます。これらの作品は、細胞培養や液体の振る舞い、精神のケア、ウェアラブルデバイス、近代医療と在来の知識という異なる知を横断するものです。これにより、私たちがこれまで自明だと考えてきた身体のあり方やその境界を揺さぶることを狙いとしています。
アーティスト紹介
1.
池添俊:精神の揺らぎをテーマにし、他者と共に生きる可能性を探る映像インスタレーション。
2.
小宮りさ麻吏奈:新しい生殖方法を模索し、その技術に伴う政治や倫理を問う作品。
3.
花形慎:ウェアラブルデバイスとAIを転用し、新たな身体表現を展開。
4.
ヒワ・K:自身の治療経験を基に、近代医療と在来の知を問い直す作品。
5.
福原志保:生と死の境界について探求し、液体の行動を通して生命の気配を表現。
これらのアーティストの独自の視点から、身体に関する既成概念に挑む試みをぜひ体感していただきたいです。
展覧会の詳細
- - 開催期間:2026年12月5日~2027年3月7日
- - 会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
- - 開館時間:11時〜18時(入館は閉館の30分前まで)
- - 入場料:一般800円(団体700円)、大学生600円(団体500円)、年間パスポート 2000円
- - 休館日:月曜日(祝日直後の月曜日は翌日)、年末年始(12/28-1/4)、その他保守点検日
この展覧会は、社会の変化や身体の在り方について再考する貴重な機会です。興味を持った方は、ぜひ足を運んでみてください。