自然資本クレジット実現
2026-06-11 12:11:09

自然資本クレジット市場への一歩:赤磐草地プロジェクトによる取引が実現

自然資本クレジット市場への一歩:赤磐草地プロジェクトによる取引が実現



一般社団法人ナチュラルキャピタルクレジットコンソーシアム(以下、NCCC)は、2023年4月に新たに設立された団体として、環境に配慮した取り組みを行っている企業や自治体、研究機関との連携を目指しています。この度、NCCCが誇る初のカーボンクレジットの取引が実現しました。損害保険ジャパン株式会社が、有限会社辻田建機が実施した「赤磐草地プロジェクト」により認証されたクレジットを購入したことにより、正会員である企業が認証クレジットを実際に取引する初めての事例となります。

赤磐草地プロジェクトとは



本プロジェクトは、有限会社辻田建機が創出したもので、主に土壌の浸食防止や地盤の強化、生物多様性の回復を目指しています。また、特許取得済みの「ユニティグリーン工法」を用いることで、炭素固定を促進し、持続可能な方法で土壌を緑化する取り組みが行われています。このプロジェクトは、草地の適切な管理・再生を通じて、CO₂の吸収量を向上させるだけでなく、生物多様性の保全、地域資源の活用にも寄与している点が特徴です。

特に、AI技術や衛星画像を用いた土壌有機炭素の測定技術が導入されており、これにより生物多様性の回復に向けた効果が科学的に証明されています。さらに、このような取り組みが高く評価され、サステナブルファイナンス大賞も受賞しています。

確立された役割分担



本プロジェクトの成功には、各機関の役割分担が大いに寄与しています。有限会社辻田建機はクレジットの創出を担当し、NCCCはその自然資本やCO₂吸収量を測定し、評価・認証を行っています。このように、しっかりとした役割分担により信頼性の高いクレジットを誕生させました。

未来に向けた展望



今回のクレジット取引は、自然資本由来のボランタリークレジットが実際の市場に流通する第一歩となります。NCCCはこの事例を契機として、信頼性の向上を目指し、企業による活用拡大を推進し、国内市場の流動性向上にも貢献する計画です。これにより、健全なクレジット市場が育成され、持続可能な社会の構築に寄与することでしょう。

NCCCの基本情報



NCCCは、自然資本の価値を可視化・評価し、信頼性の高いクレジットとして認証していくことで、持続可能な社会実現を目指します。また、情報提供や連携を進めることで、さらなる業界の発展を後押ししていく意向を示しています。

お問い合わせ先:
一般社団法人ナチュラルキャピタルクレジットコンソーシアム
担当者:NCCC事務局
メール:[email protected]


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
一般社団法人ナチュラルキャピタルクレジットコンソーシアム
住所
福岡県福岡市西区大字元岡744九州大学都市研究センター(工学研究院内)
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。