入管法概論講義の概要
2022年、特別講義「入管法概論」がASEO主催で開催されることが発表されました。この講義は、入国管理法に関する理解を深めるために設計されたもので、特別講師には元入国管理局長の高宅茂氏が就任します。補助講師として、山脇康嗣弁護士と菅原純平行政書士が参加します。
講義の意義
入管法は年々高度化・複雑化しており、実務を的確に遂行するためには理論と実務の両方の習得が不可欠です。正確な理論がなければ、情報を仕入れてもその情報を有効に活用できず、機会を逃してしまうことになります。この講義では、入管法の歴史や規定、運用を徹底的に学ぶことで、しっかりとした理論基盤を築くことができます。これによって、受講者は応用力を身につけ、今後の業務に大きな成果をもたらすことが期待されます。
学ぶ内容
講義は12回にわたって行われ、以下のようなテーマが設定されています。
1. 総論
2. 在留資格①
3. 在留資格②
4. 在留資格③
5. 出入国管理①
6. 出入国管理②
7. 在留管理①
8. 在留管理②
9. 公正な出入国在留管理を支える制度①
10. 公正な出入国在留管理を支える制度②
11. 難民認定と庇護
これらの講義を通じて、外国人法制に関する過去の経緯や制度変更の理由も理解できるようになります。これにより、今後の外国人法制の方向性を見据えた事業戦略も立てることが可能です。
質疑応答の機会
特に注目すべき点は、各講義終了後に講師への質問が直接行える点です。質疑応答では、受講者である実務家が実務的な観点から自由に質問をし、それに対して特別講師や補助講師が協力して答えます。これにより、理論を実務の問題意識と結びつけることが可能となります。
開催日程と方式
講義は対面形式とオンライン形式の両方で開催され、以下の日程で進行します。
- - 第一回:2022年2月24日
- - 第二回:2022年3月29日
- - 第三回:2022年4月28日
- - 第四回以降は日程調整中
各講義は毎月1回、18:30から高宅氏の講義、その後19:30から山脇氏と菅原氏による質疑応答・解説が行われます。
この貴重な機会を通じて、入管法の知識を深め、実務に活かすためのスキルを身につけましょう。専門的な知見をしっかりと学べるのは本講義だけです。是非、ご参加をお待ちしております。