徳島の建設業界に突如現れたデジタルトランスフォーメーションの波
徳島県美馬市に本社を構える株式会社北岡組が、建設業界の省力化と省人化を目指して新たに導入したのが「GENBAx点検」というペーパーレス点検サービスです。このシステムは、SORABITO株式会社が開発したもので、建設現場での施工作業の効率を劇的に向上させることを目指しています。
DXによる新たなビジョン
北岡組は「建設業をクリエイティブな憧れの職業へ」というビジョンを持って、5年以上にわたってデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。ドローンを利用した3次元測量やBIM/CIM技術の導入に加え、GNSSと連動したICT建機の活用によって、ミリ単位の精密施工を実現しつつ、現場の安全性向上にも取り組んでいます。2025年には新社屋が世界的な建築賞で部門1位を獲得予定で、ここをDX拠点としてより一層の業務改革を進める計画です。
「GENBAx点検」の導入背景
建設業界全体が直面する人手不足問題は深刻で、特に現場業務の効率化が求められています。北岡組が「GENBAx点検」を導入した理由は、主に三つのポイントに集約されます。
1.
アナログからデジタルへの移行
従来の紙ベースの点検管理では、書類の保管や確認作業が煩雑で、リアルタイムな情報把握が難しいという課題がありました。ペーパーレス化することで、遠隔地からでも点検状況を即時に確認できるため、効率性が飛躍的に向上します。
2.
発注者評価の向上
建設業界では、国土交通省をはじめとする発注者側がDXを強く推進しています。この背景の中でICTの活用は、受注評価を向上させる重要な要素となっています。北岡組は、少数の大規模案件だけでなく、小規模現場においても、デジタル化を進める必然性があります。
3.
業務効率化の追求
現場業務が過密化する中、一人が複数の現場を兼任するケースが増加してきました。これにより、従来の複雑な帳票管理が一層の負担となっています。「GENBAx点検」は、使いやすい操作方式を採用しているため、協力会社が導入しやすく、点検作業をスムーズに行える環境が整いました。これによって、日常的な業務が「負担から習慣」へと変化することが期待されています。
未来への展望
北岡組は今後、点検表のペーパーレス化を現場単位から企業単位へと広げ、様々な帳票管理のデジタル化を進めていく予定です。また、現場の従業員の意見を取り入れながら業務を更に改善していく方針です。
SORABITOの支援
一方、SORABITO株式会社は、建設現場の安全性と生産性の向上を支援する企業として、引き続き機能開発や技術提供に力を入れていく考えです。業界が抱える人手不足や業務の省力化といった課題に対しても、積極的に対応していく所存です。
北岡組の概要
- - 社名: 株式会社北岡組
- - 代表者: 北岡 眞文
- - 所在地: 徳島県美馬市美馬町字妙見67番地2
- - 設立: 1953年3月
- - 公式ウェブサイト
「GENBAx点検」の紹介
「GENBAx点検」は、建設現場における各種点検表をデジタル化し、安全点検に関わる業務の効率化を目指すサービスです。始業前点検や健康チェックを含む日常業務をデジタル管理することで、紙の書類が必要なくなり、業務の承認も簡易になります。また、リアルタイムな情報共有が可能なため、安全管理の質を高め、業務効率化に寄与します。
詳しくは、
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