PR TIMESが2025年度第1四半期決算を発表売上高・営業利益が過去最高を更新

PR TIMESが2025年度第1四半期決算を発表

株式会社PR TIMES（東京都港区）は2025年度第1四半期の決算を発表しました。この報告によると、売上高は23億500万円に達し、前年同期比119.7%の増加を記録しています。また、営業利益も8億8300万円と前年同期比182.3%の大幅な増加を見せています。これらの数値は過去最高を更新しており、PR TIMESの健全な成長を示しています。

2025年度第1四半期の業績詳細

決算内容を詳しく見ていくと、営業利益は前年同期比で182.3%の成長を遂げました。また、EBITDAも9億4900万円という結果となり、こちらも前年同期比で177.5%の増加を記録しています。つまり、PR TIMESは単に売上や利益を増やしているだけでなく、効率的な運営を行い、利益率も向上させていることを示しています。

四半期毎の売上高および営業利益は、前年同期比で新たな最高記録を打ち立てており、これは来期以降の成長の期待を持たせる数字です。特に、販売管理費が計画通りに抑えられている中で、いかに収益を上げていくかが今後の課題であると思われます。

サービス動向

PR TIMESのサービスはますます多様化しています。2025年5月末時点でPR TIMESを利用する企業数は11万2809社に達しました。また、国内上場企業の62.8%に利用されているというデータも、サービスの信頼性を示唆しています。
プレスリリースの件数も前年比で13.9%増加し、11万2888件に達したことは、PR TIMESの利用が増加していることを示しています。この数字は、情報流通の中心としてPR TIMESが広がり続けていることの証明でもあります。

投資と成長

2025年度第1四半期の業績予想に対する進捗状況も順調です。売上高は通期予想の約25%にあたる達成率を示しており、営業利益においても前年比の進捗は好調です。これにより、2025年度に掲げられた営業利益35億円の達成に向けて、明るい兆しが見えています。

また、社員数の増加や新規プロジェクトの導入により、PR TIMESは市場競争力を高めるべく、持続可能な成長戦略を進めています。特に、新たなタスク管理ツール「Jooto」やカスタマーサポートツール「Tayori」はそれぞれ順調に成長しています。

今後の見通し

PR TIMESは持続可能な成長を重視しており、今後も積極的な投資を行う意向を示しています。顧客とのさらなるエンゲージメントを図り、成長の加速を目指しています。従来のプレスリリース配信だけでなく、広報やPRの新たな形を創出することにより、業界の牽引役となることを目指しています。

最後に、PR TIMESは403万人以上のユーザーに到達しており、情報発信のプラットフォームとしての役割をより一層強化していく方針です。これからも彼らの成長に注目が集まります。