新プログラム『Spark-Edge For Next Challengers』が始動
西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は、社会課題の解決と未来社会の創造を目指すスタートアップ向けに、新たな事業共創プログラム『Spark-Edge For Next Challengers』を2025年4月21日から開始します。本プログラムでは、特にエンターテインメントの領域を重視し、「声の可能性を広げるビジネス」と「推し活IDビジネス」の2つのテーマで、パートナー企業の参加を募ります。
プログラムの目的
本プログラムは、NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」において、スタートアップと共に新しいビジネスを創出することを目指します。過去には「Business Match-up!」や「Future-Build」といった共創プログラムを通じて、17社と共に活動を展開してきた実績があり、今回のプログラムもその流れを受け継いでいます。
新ビジネスの育成
採択されたパートナー企業は、NTT西日本とともに約3か月間、ビジネスモデルの検証や技術的な実験を行います。事業化の可能性が認められれば、その後はPoC(実証実験)や実際の事業化に向けたフェーズに移行します。このプロセスを経て、NTTファイナンスの出資を受けることも可能です。
プログラム後の事業化を見据えたサポート体制や、NTTグループからの大規模な資金援助が魅力となります。特に、最大500万円の出資が用意されています。
参加のメリット
- - 資金負担軽減: 顧客インタビューや仮説検証に関する費用をNTT西日本が負担します。
- - 施設利用: QUINTBRIDGEを活用し、実証実験の場を提供します。
- - ブランディング向上: ニュースリリースを通じて認知度を高めます。
応募条件
本プログラムは、以下の条件を満たす企業が対象です。
1. NTT西日本と事業提携を行い続けられる企業
2. ローンチ済みのプロダクトまたはサービスを保有している企業
3. 市場競争力のある技術や特許を持つ企業
応募方法
興味のある企業は、2025年4月21日から9月30日の間に、公式ウェブサイトから応募してください。エントリーした後に詳細な応募書類の提出が必要です。
社長メッセージ
NTT西日本の代表取締役社長、北村亮太氏は、「これは新たなビジネスを創出したいスタートアップとの真剣なパートナーシップを築くためのプログラムです」と述べ、プログラムへの期待を寄せました。
また、NTTファイナンスの伊藤正三社長からも、「社会課題の解決と持続可能な未来実現に向けて、共に歩んでいきます」とのメッセージが寄せられました。
まとめ
新しいビジネスの創出を目指すスタートアップにとって『Spark-Edge For Next Challengers』は、資金調達の面のみならず、NTT西日本の豊富なリソースを活用できる貴重な機会です。このプログラムを通じて、未来の社会を共に切り拓いていきましょう。