日本海ガス絆HDと01Boosterが共創する未来のエネルギーを探る
日本海ガス絆ホールディングス(HD)と株式会社ゼロワンブースター(01Booster)が共同で運営する「NGAS-Accelerator Program」が、さらなる革新を目指して始動しました。このプログラムは、日本海ガスHDが主催し、グループ会社の日本海ラボが支援する事業創造プログラムです。ここでは、スタートアップ企業との協力を通じて、エネルギーと生活の新たな融合点を見出そうとしています。
採択スタートアップと共創の旅
第3期のプログラム(3rd Batch)として、6社が採択されました。これからの6か月間、これらの企業は日本海ガス絆HDの社員と連携を取りながら、各自のビジョンを具現化していくことになります。参加スタートアップの概要は以下の通りです。
1.
株式会社M2X - 設備保全効率化ソフトウェアを提供。
2.
株式会社JOYCLE - IoTを駆使した小型のアップサイクルプラントを提供。
3.
mui Lab株式会社 - スマートホーム向けのプラットフォームを展開。
4.
COSOJI株式会社 - 不動産管理のシェアリングプラットフォームを提供。
5.
KUROFUNE株式会社 - 外国人向けの生活支援と人材紹介サービスを手掛ける。
6.
株式会社住宅テックラボ - 不動産情報の配信やコンサルティングを行う。
これらのスタートアップが持つ新たな技術やサービスは、エネルギー供給の効率化や持続可能性に新たな視点をもたらすことが期待されています。
キックオフイベントの意義
2025年9月11日、富山市に位置する日本海ガス絆HD本社には、採択されたスタートアップの代表者や同社の社員が集まり、キックオフイベントが開催されました。このイベントでは、各スタートアップの代表が事業計画や抱負を語り合い、今後の協力の重要性を確認しました。特に、代表取締役社長の新田洋太朗氏は、障壁を乗り越え、有益な成果を出すために全力で取り組むという意気込みを示しました。
プログラムの成果を期待して
プログラム期間中には、6か月という時間を経て新たな価値の創出が求められます。最終的な成果発表会は2026年3月に富山県で行われる予定で、採択スタートアップと共に生み出した成果のプレゼンテーションが予定されています。これは参加企業にとって新たな成長のステップとなるでしょう。
企業理念と展望
01Boosterは「事業創造の力で世界を変える」という理念のもと、スタートアップ企業と大手企業の連携を促進するプログラムを展開しています。革新的なアイデアを形にする様々なサポートを提供し、ワーキングコミュニティの運営や新規事業の育成、ベンチャー投資など多角的な手法で、未来のビジネスシーンを変革しようとしています。
このように、「NGAS-Accelerator Program」は、エネルギーと生活をつなぐ新たな共創の場を提供し、地域社会におけるビジネスの活性化を図る大きな可能性を感じさせます。今後の展開に期待が高まります。