松嶋啓介シェフ主催「三豊食サミット」の開催について
日本を代表するフレンチシェフである松嶋啓介氏が主催する「三豊食サミット」が、2026年2月2日(月)、香川県の三豊町で開催されることが決定しました。本イベントは、「食と人生のあり方を見つめ直す」というテーマを掲げ、ウェルビーイングや予防医療、哲学、教育、経営など様々な視点から食に関する議論を展開します。
昨年も大きな反響を呼んだこのサミットには、各分野の有識者や経営者、政治家、医師などが多様な意見を交わし、参加者にとって実りある時間となることを目指しています。特に、2026年には豊かな自然と文化に恵まれた三豊町での開催が注目されています。地域の特産品や文化を紹介しながら、未来の食について考える一日が繰り広げられることでしょう。
地域の魅力を再発見する三豊市
三豊市は、地域が主体となって驚異的な変革を遂げてきた町です。過去5年間で観光地としてのブランド力を飛躍的に高め、父母ヶ浜は訪問者数がわずか5,000人から50万人を超える規模へと成長しました。この背景には、地域の住民や企業、行政の協力があり、共助の精神が大きな役割を果たしています。
三豊市は「日本一小さな県」の香川県の最西端に位置し、歴史的には江戸末期に塩田で栄えた地域でもあります。近年、SNSで「日本のウユニ塩湖」として注目を集める父母ヶ浜がさらにその魅力を高めた要因となっています。
現在、三豊市では100を超える地域振興プロジェクトが進行中であり、実に40社以上の新たな法人が設立され、毎年数十億円規模の投資が行われています。これにより、地域全体が一体となって成長を続けているのです。
さらに、三豊の前には美しい瀬戸内海が広がり、日本有数のいりこの生産地としても知られています。特に伊吹島で作られるいりこは、日本最高級とされ、地域の食文化をさらに豊かにしています。サミットでは、こうした地域の特性を踏まえつつ、食を通じた新しい町づくりの実践方法が紹介される予定です。
松嶋啓介シェフの思い
松嶋啓介シェフは、「多くの方のサポートを受けて、食サミットを開催できることを嬉しく思っています。三豊町での食サミットは、地域の魅力とともに食文化を体験できる特別な日になるでしょう。参加者にとって意義のある時間をお届けできるよう努めます」と語っています。
また、運営をお手伝いするITreatの木村健太代表は、医療と食をつなぐこのイベントに参加できることを光栄に思っているとコメントしています。医療のホスピタリティや運営品質が、食のイベントにどのように役立つかを示す非常に興味深い機会でもあります。
詳細情報
開催日程
- - 日付:2026年2月2日(月)
- - 時間:9:30〜17:30(受付は9:00から)
開催場所
- - 会場:シェノン 〒769-1404 香川県三豊市仁尾町仁尾乙202
参加費
参加申し込みと協賛情報
プログラム内容
1. 「光を観せる」と書いて“観光”
2. 「苦汁を飲む ― 潮汐」
3. 「和やかな手づくりの健康」
4. 「小豆島 ― 気候風土と地政学」
5. 「現代を生き抜くための『動く哲学』」
6. 「うどん県、立ち上がれ:伝統と健康の再構築」
7. 懇親会ディナー(18:00〜21:00)
食サミットでは、松嶋シェフと多彩な登壇者たちが、食と人生の真のあり方を追求し、新たな未来を創造するための議論が繰り広げられる予定です。ぜひご期待ください。