待場智雄のGHGプロトコル
2025-03-26 14:50:17

ゼロボード総研所長 待場智雄がGHGプロトコル改訂議論に参加決定

ゼロボード総研所長 待場智雄がGHGプロトコル改訂議論に選出



株式会社ゼロボードのグループ会社で、サステナビリティ経営を支援するゼロボード総研の所長である待場智雄氏が、国際的な温室効果ガス排出の算定・報告基準であるGHGプロトコルの改訂に関するワーキンググループに選ばれました。これは1,300人以上の応募者の中から選出されたもので、企業や投資家からの大きな期待が寄せられています。

GHGプロトコルとは?


GHGプロトコルは、1998年に世界経済人会議(WBCSD)と世界資源研究所(WRI)により共同で始まった取り組みです。このプロトコルは、企業が自社の温室効果ガス排出量を測定し公開するためのフレームワークを提供しています。現在、気候変動に対する各国の対応や企業が求める基準の整合性を持たせるための改訂が進められています。

待場智雄氏の貢献と役割


待場氏は、GHGプロトコルの企業スタンダードに関与し、2004年に発行された第2版以来、20年以上ぶりの改訂作業に参加することになりました。彼は国際的な基準策定や気候変動に対する政策形成に豊富な経験を持っており、今回の活動を通じて新基準の策定に貢献していくとしています。

待場氏は「GHGプロトコルは、SSBJ、IFRS-S2、ESRS、GRI、CDP、SBTiなど数多くの基準の根幹を成す重要な文書であり、長年待ち望まれていた改訂に協力できることを非常に光栄に思います」と述べています。彼は、企業や投資家からのフィードバックを基に、誰もが適用可能なルール作りに取り組む意向を示しています。

改訂議論の主な焦点


待場氏が参加するテクニカルワーキンググループでは、以下の議題について議論が進められます。
  • - 報告原則
  • - 算定バウンダリー
  • - 経年比較の手法
  • - 検証・保証プロセス
  • - データ収集・算定方法論
  • - 他のガイダンス・基準との整合性

2027年の改訂版発行を目指して進められるこれらの議論は、企業が脱炭素化を進めるうえで新たな指針を提供し、グローバルな気候変動対策の強化にも寄与していく重要な取り組みです。

ゼロボードの役割


株式会社ゼロボードは、ESG関連のデータ収集・管理・開示支援を行うクラウドソリューション「Zeroboard Sustainability Platform」を提供しています。また、サステナビリティ経営に関するコンサルティングや、企業向けのウェビナーも開催し、最新の脱炭素経営の動向を共有しています。

同社は、待場氏の活動を支えつつ、さらなるサステナビリティの推進に力を入れていく予定です。日本国内の企業がGHGプロトコルを活用することで、より広範な脱炭素の取り組みが期待されるでしょう。

結論


待場智雄氏のGHGプロトコル改訂議論への参加は、日本における企業のサステナビリティへの取り組み強化に寄与するものです。温室効果ガスの排出量データに対する需要が高まる中、ゼロボードの挑戦は、グローバルな気候変動対策の一翼を担うものと期待されています。さらに、彼の豊富な経験と洞察が新たな基準にどう反映されるのか、広く注目が集まっています。


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会社情報

会社名
株式会社ゼロボード
住所
東京都港区三田三丁目5-27住友不動産東京三田サウスタワー 10階
電話番号

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