トヨタモビリティパーツが業務効率化を実現するDojo導入事例

自動車部品の専門商社であるトヨタモビリティパーツ株式会社茨城支社は、業務の効率化を目指し自動マニュアル作成ツール「Dojo」を導入しました。この取り組みは、業務リソースを最大限に活用し、世代交代や部門ローテーションを見据えたものです。

導入背景

少子高齢化が進む日本において、自社内の知識とノウハウを次世代にスムーズに引き継ぐことは、すべての企業が抱える重要な課題です。トヨタモビリティパーツ茨城支社でも、合併後の業務増加に伴い約350件のマニュアルが古くなり、見直しが必要な状態でした。このため、「Dojo」を導入することにより、短時間で効率的にマニュアルを作成・更新できる体制を整えることを目的としました。

Dojo導入による具体的効果

「Dojo」の導入により、トヨタモビリティパーツ茨城支社では大きな成果が得られました。以下に主要な効果を挙げます：

- 現在まで、マニュアル作成に平均で7.5時間かかっていた作業が、最短で30分に短縮されました。
- この時間短縮により、各業務あたり最大約10.6時間の工数削減が実現されました。
- 社内講習や無償セミナーの活用により、Dojoの運用が定着し、評価も高いです。
- 導入から1年足らずで約70件のマニュアルが整備され、全350件のうち20%が完了したとのことです。

このように、Dojoは「作成時間の短縮」だけでなく、操作性やサポートの面でも高い評価を得ており、業務改善に貢献しています。

今後の展開

トヨタモビリティパーツ茨城支社は、Dojoの導入効果を踏まえ、さらなる展開を計画しています。まずは本社部門だけでなく各営業所への展開を目指し、現場ごとの業務マニュアルを迅速に整備する体制を整えていく予定です。そのためにも、利用状況やニーズに応じてライセンスの追加導入も検討しています。このように、Dojoは単にマニュアル作成を目的とするツールではなく、業務の標準化、教育の効率化、現場力の強化を支える重要な要素として位置づけられています。

Dojoについて

「Dojo」は、自動マニュアルを自動で作成できる非常に優れたソフトウェアで、累計導入社数は3,000社を超えています。日常のPC操作を行うだけで、操作画面を取得し文書作成が行えるため、システムの運用定着に寄与します。また、ExcelやWord、PowerPoint形式の文書に加え、動画マニュアルやシミュレーションマニュアルの作成も簡単に行えます。

詳細や導入事例についてはこちらから確認できます。

企業情報

- トヨタモビリティパーツ株式会社

- 本社所在地: 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-10名古屋クロスコートタワー
- 設立: 2020年1月6日
- 代表者: 榊原弘隆
- 資本金: 150億円
- URL: toyota-mp.co.jp

- 株式会社テンダ

- 本社所在地: 東京都渋谷区渋谷2-24-12 WeWork 渋谷スクランブルスクエア内
- 設立: 1995年6月
- 代表者: 薗部晃
- 資本金: 325百万円
- URL: tenda.co.jp

この事例は、トヨタモビリティパーツ茨城支社が未来に向けた業務の効率化とスキルの継承に取り組んでいることを示しています。今後の各営業所でのDojoの活用が、さらなる業務の効率化を生むことを期待しています。