大丸と松坂屋、新シンボル「百様図」で包材を刷新！

大丸・松坂屋が新たに導入する「百様図」とは？

大丸松坂屋百貨店は、「感動共創」「地域共栄」「環境共生」という3つの価値をもとに、顧客との共創を追求し続けており、この度新たなヴィジュアルアイデンティティとして「百様図」を採用しました。これにより、2025年7月30日から大丸は35年ぶり、松坂屋は23年ぶりにショッピングバッグや包装紙などのパッケージデザインを一新します。

それぞれの店舗が持つ独自性

大丸松坂屋は、全国の主要都市に15店舗を展開しており、それぞれの店舗は地域の特性を反映した個性を持っています。「本店の無い百貨店」として、多様な文化を創造し続けてきたのです。2025年のデザイン変更は、単なる外見の刷新だけでなく、店舗の歴史や地域性を大切にした新たな価値観の表現でもあります。

歴史と共に進化してきた百貨店

大丸は1717年、松坂屋は1611年にそれぞれ創業し、数々の困難を乗り越えながら百貨店に業態を変換してきました。両社は2007年に経営統合され、「大丸松坂屋百貨店」が誕生。数世代にわたって蓄積された経験を活かしつつ、顧客に対する謙虚さと社会に貢献する精神を持ち続けているのです。

新たに生まれる「百様」の価値

「百様」とは、店舗の歴史、地域特性、時代の流れ、さらには顧客との関わりを表現した言葉です。それぞれの個性が重なり合い、美しい調和を生み出すことが「百様」の真髄であり、私たちの目指す姿でもあります。この理念を基にデザインされた「百様図」は、デザインの素材として紙と形、色を用い、それぞれの伝統を受け継ぐ象徴ともなります。

包材デザインの具体的内容

「百様図」をモチーフにした新しい包材は、大丸・松坂屋各店舗に於いて、2025年7月30日より順次使用開始されます。これには、ショッピングバッグや包装紙など様々なパッケージが含まれています。特に、ショッピングバッグはそれぞれ異なるサイズ（S、M、L）で展開され、顧客により使いやすい商品を提供します。

デザイン担当チームの紹介

この新たなデザインを手掛けたのは、日本デザインセンターの三澤遙氏。彼はデザインオフィスnendoを経て、三澤デザイン研究室を設立し、これまでに多くの賞を受賞しています。彼の視点から生まれた「百様図」は、丸と四角、緑と青の色使いによって、伝統と現代性を見事に融合させたものです。

まとめ

大丸・松坂屋は、単に商品を販売するだけではなく、地域や顧客との繋がりを大事にしながら共に新たな価値を創り出す企業を目指しています。「百様図」に込められた思いを、今後のサービスや店舗展開にも活かしていくことで、さらなる成長を推進するでしょう。新しい包材を通じて、多様性と美しさを感じられる買い物体験をお届けします。